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[総体]大津が長崎海星を5発圧倒!5年ぶりの4強入り!

ゲキサカ / 2014年8月6日 16時58分

 逆に後半、倉本、野田の両CBから長いフィードが次々と通る大津は坂元、古庄の両SHがシュートまで持ち込んで攻めると、22分に葛谷の右CKから野田が頭で叩き込んで3-0。「2-0、3-0になったら10番の心臓を止める。そのために2番の時松を入れたのが良かった。今年のウチのパターン」と平岡和徳監督は振り返ったが、ここで“エースキラー”のDF時松拓海(3年)を入れて完全に相手のキーマン・平野の存在を消しに行った大津は、25分にも坂元がドリブルシュートで4点目を奪う。終盤はテンポのいいパス出しを見せる田原中心に最後まで試合を支配。大津は終了間際にも交代出場の1年生MF田中匠が豪快な右足ミドルをゴール左へ叩き込んで5-0で4強進出を果たした。

 阿蘇の麓、熊本県菊池郡大津町から何人ものJリーガーを輩出してきている大津はこれが08、09年に続く3度目の4強進出。平岡監督は「日々進化がウチの目標なので、このゲームでまた子どもたちが成長の速度を加速してくれればいい。県立学校として、土のグラウンドで頑張っている子どもたちがここまで来るということはたくさんの夢や希望を与えるひとつの結果になると思います」。過去は高い評価を得ながらも全国大会でPK戦で姿を消すなど勝負弱いという側面があった。大会直前のプーマカップでは後半足が止まって失点を重ね「平岡先生から喝を入れられた」(葛谷)というが、今大会では2回戦で立正大淞南高(島根)をPK戦で振り切り、3回戦でも初芝橋本高(和歌山)に一度追いつかれながらも振り切った。チームの勢いは上々。葛谷は「まだ2試合もあるんで、まだ上を見ずに次の試合に集中していきたい」と前置きしつつも、「自信があります。この大会はチームが団結してできている。(勝ち進むにつれて)もう一回り団結強くなっている」と手ごたえ。5年前の準決勝で0-1で敗れている前橋育英にリベンジして、初の決勝へ進出する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2014

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