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[総理大臣杯]相手の力逆手にとって富士大に快勝!高知大が2回戦進出!

ゲキサカ / 2014年8月9日 20時0分

 野地監督が選手に話す言葉の一つに「depends on Opponent」というものがある。「相手次第」という意味なのだが、指揮官は「自分たちのサッカーだけに捕われてはいけない。相手の状況も見て、判断していくのがサッカーだ」と訴えかける。この試合でも富士大はコンパクトな陣形からパスをつないできたが、それを逆手にとってボールを奪えばスペースのある背後やサイドにシンプルにボールを送り込み、アタッカーの能力を生かす攻撃でチャンスを生み出した。「ポゼッションしながらボール保持者にサポートを付けていくスタイルを目指しているけど、今日は速い攻撃が生きた」と原田も試合を振り返る。四国の対戦相手では主導権を握れても、全国に舞台を移せば、それだけでは戦い抜けない。そういう意味では、この勝ち方は今後につながるものだ。

 2回戦の相手は関西学院大。関西リーグで15得点とゴールを量産中のFW呉屋大翔は出場停止だが、「格上の相手。回されるのはわかっている。その中で、どれだけ耐えられるか…ですね」(西岡)と警戒を強めている。高知大の守備陣はGK亀岡秀平(桜宮高)が2年生、DFラインもCBの西岡や右SBの帷智行(市立西宮高)をはじめ4人全員が3年生だ。天皇杯1回戦で福岡大と対戦した時は委縮してしまったが、その二の舞は踏まない――西岡の言葉からは、そんな覚悟が見え隠れする。この日は相手をシュート4本に抑えており、プレスがハマらない中でも要所はしっかり抑えていた。守備で耐えて、少ないチャンスを前線の選手がものにする――高知大は2回戦でも強敵相手に、その再現を狙う。

(取材・文 雨堤俊祐)▼関連リンク
【特設ページ】第38回総理大臣杯

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