4試合連続完封の横浜FC GK南「守備意識は高まっている」
ゲキサカ / 2014年8月11日 7時0分
[8.10 J2第26節 千葉0-0横浜FC フクアリ]
10日のジェフユナイテッド千葉戦をスコアレスドローで終え、横浜FCは連勝こそストップしたが、9試合無敗をキープ。さらに23節の磐田戦(4-0)から、4試合連続無失点という記録を維持している。その守備を支えているのが、GK南雄太だ。この日も、前半9分にFW森本貴幸の強烈なシュートを弾いた場面を皮切りに、FWケンペスの決定的なシュートも何本も止め、完封に貢献した。試合後には、ケンペスが「相手のGKが素晴らしかった」と脱帽したほどだった。
90分間で、千葉に18本のシュートを浴びた横浜FCだが、「守備は悪くなかった」と、南は振り返る。そして「このレベルのチームになると、チャンスをゼロに抑えるのは難しい。そこで仕事ができるかどうかが、自分の実力だと思う。お互いに決定的な場面で点は取れませんでしたけど、守備は決して悪くなかったと思います。ケンペスのヘディングは脅威でしたし、ピンチもありましたが、みんなが粘り強く守った結果、ゼロに抑えられたのは良かったと思います」と、FPと全員で掴んだ0-0の引き分けであることを強調した。
前半戦と大きく異なるのが、そのコーチングだろう。この試合でも、チームが自陣でボールを奪い、攻撃に転じてCKを獲得した際、南はハーフウェーラインまで走って行き、チームメイトのDF野上結貴に指示を出していた。野上は「マークの受け渡しの確認だった」と明かし、「ああやって言ってくれることで、その場で確認、修正ができている」と、感謝する。
南自身は「何のことを言いに行ったのか、忘れました」と言いつつも、「気づいたことは、言うようにしています。前半戦は、自分も新しく(横浜FCに)入って、チームのやり方や雰囲気があるので、ちょっと見ていたというか、遠慮していたところもあるのですが、なかなかチームが勝てないので、もう少し厳しさが必要かなとすごく感じていた。後半戦からは、そこは遠慮せずにやっていかないといけないと思っていたので。みんなも声が出るようになっているし、チームとして、成長ができている部分だと思う」と、後半戦でチーム、そして自身に起きている変化を口にした。
その中で、南は具体的に、何を求めたのか。「基礎的なこと、そんなに特別なことではないですけどね」と前置きをし、「攻めているときのリスクマネジメントは常に言っていますし、最後の部分で体を張るとか、寄せるとか、そういうところが見ていて足りなかったので、そこは今、すごく厳しく言うようにしています。みんなもすごく意識を高く持ってやってくれているので、今、無失点が続いているのは、そういうところかなと思います」と、続けた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
堅守エバートンに大苦戦でドローのチェルシー、公式戦連勝が「8」でストップ…【プレミアリーグ】
超ワールドサッカー / 2024年12月23日 1時0分
-
筑波大が堂々のインカレGL首位通過!! 8強でまさかの明治戦へ…3連戦フル稼働の福井主将も闘志「俺たちのほうが絶対に勢いがある」
ゲキサカ / 2024年12月19日 5時35分
-
仲間へのライバル心も糧に重要な一戦で残した結果。横浜FCユースMF岩崎亮佑がチームにもたらす圧倒的推進力
ゲキサカ / 2024年12月6日 18時30分
-
プレミアEAST逆転Vへ、横浜FCユースが2位浮上。一体感、際の強さも示し、首位・鹿島ユースを2-0で撃破
ゲキサカ / 2024年12月6日 9時1分
-
町田の絶体絶命ピンチ防いだ昌子源「左で打たせなかったら…」京都FWエリアスのクセ見抜き全力疾走スライディング
ゲキサカ / 2024年12月1日 8時26分
ランキング
-
1大谷翔平の“敗北”に「これ以上の間違いはない」 ジャッジ派の炎上司会者すら異議
Full-Count / 2024年12月26日 20時32分
-
2大谷翔平が「凄いメンツの中に」 日本人が野球を代表…米放送局選出の8人が「レジェンド」
Full-Count / 2024年12月26日 14時17分
-
318歳日本人が“3億円超”「凄い」「抜けてる」 3か月で価値急上昇…ロス五輪世代1位に
FOOTBALL ZONE / 2024年12月26日 19時10分
-
4早田ひな、Tリーグに今季初出場 左手首のけがから回復途上
共同通信 / 2024年12月26日 21時16分
-
5米スタンフォード大の佐々木麟太郎 妹・秋羽らと大谷翔平の父に近況報告「私たちの恩師」
スポニチアネックス / 2024年12月25日 22時54分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください