[アイアディアナスカップ]数的不利を打開する選手育成、興國が広島観音下して来年度シード権獲得

試合後のコメント
●興國・内野智章監督
「崩して、出しているのに、決められない。決定的な場面で決められられないのはウチの永遠の課題です(苦笑)。観音さんから10番(田中)なんか、『もっと強気にくれば怖いのに。遠慮がちにやっていた』と言われました。(彼だけじゃなく今年の選手は)心が優し過ぎる。(今年取り組んでいるのは)1対2とDF2、OF3の局面。1対1で勝つのは当たり前。FWだったら『1対2で勝てへんと興國やない』と言っているんですよ。逆にCBだったら2対3の数的不利で止められないといけない。(目標は)個人で行けるし、1対2で剥がせて、2対3で止められる選手。(今年は直接プロへ行く選手はいないが)大学経由でプロになれるポテンシャルを持っている選手が何人かいると思っている。(5つ星は)ここにプライドを持っている高校がいても面白い。この間の全日本大学選抜対U-21代表の試合で静学(静岡学園)の選手が合わせて6人もいた。Jにも大学のトップにも選手がいる。ああいうチームになっていかないといけない」

(取材・文　吉田太郎)▼関連リンク
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