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[アイアディアナスカップ]終盤の4発で香川西を逆転!初芝橋本が決勝進出!

ゲキサカ / 2014年8月14日 9時3分

[アイアディアナスカップ]終盤の4発で香川西を逆転!初芝橋本が決勝進出!

[8.13 アイアディアナスカップ・ディビシジョン1 2回戦 香川西高 1-4 初芝橋本高 宮崎県総合運動公園サッカー場]

「アイアディアナスカップ~GREAT~ BATTLE OF 宮崎 2014」の上位トーナメント、「ディビジョン1」は13日午後に2回戦を行い、初芝橋本高(和歌山)が残り10分からの4ゴールによって香川西高(香川)に4-1で逆転勝ち。鳴門高と戦う決勝(14日)へ進出した。

 試合終了間際の2ゴールで九州国際大付高に3-2で逆転勝ちした香川西と、都城工高に2-1で逆転勝ちした初芝橋本との“準決勝”。前半に先制した香川西がCB飛田竣吾、左SB千葉夢斗という1年生2人も組み込まれた4バック中心に初芝橋本の攻撃を跳ね返していく。特に大浦恭敬監督が「彼は能力が高い。良くやっていた」と賞した飛田とカバーリングよく危険を消していたCB貫田風吾(3年)中心に全国高校総体16強の初芝橋本の攻撃を食い止める。

 そして強気の仕掛けで存在感を放つFW蓮井翔(2年)とエースFW藤岡航世(3年)の2トップが2点目のゴールを狙っていった。初芝橋本はエースFW末吉塁(3年)のドリブルが再三相手の守りを切り崩したほか、ボールを支配し、連動した攻撃から決定機もつくっていたが、左SB岡本涼(3年)のラストパスからFW柳原慶斗(3年)が放った決定的なシュートがGK樫根成生人(2年)のファインセーブに止められるなど同点機を活かすことができない。それでも後半25分、自陣からのカウンター攻撃で抜け出したMF川中健太(2年)が同点のループシュート。相手のミスを逃さない初芝橋本は試合終了間際の34分にもCB永見皓平(3年)が右サイド後方から入れたFKを交代出場のMF竹上将太(3年)が抜け目なく頭で決めて勝ち越した。

 逆転に成功した初芝橋本は35分にもMF大谷尚輝(2年)が鮮やかなループシュートを決めて3-1とすると、36分にも末吉の突破から川中がこの日2点目ゴールを決めた。香川西は主将の藤岡が「失点した後の立て直しができず、立て続けに失点してしまったところが負けの原因です。監督に言われている『走り勝つ』『球際勝つ』『拾い勝つ』『攻守の切り替え』がトーナメントで勝つ上で大事だと言われていて、きょうの試合でもそういうところが初橋さんが上だったので負けたと思います」と無念の表情で語っていたが、1点目、2点目ともにミスから生まれた失点。大浦監督はも「若いチームがトーナメントで勝つためにはイージーミスをなくさなければいけない」と引き締めたが、強豪たちと白熱した試合を続けられたことについて「こういう試合をしたら強くなります」と大会開催に感謝していた。

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