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[総理大臣杯]怒涛の6ゴールで4強進出も「甘っちょろさが出た」関西学院大

ゲキサカ / 2014年8月14日 22時26分

 最終的には点差を開けての勝利だったが「ゴールは嬉しいが、2失点は隙が丸出しで悔しい」と話す関学・成山一郎監督の表情は緩んでいなかった。「“3-0だからこれでいいだろう”というのが端々にあった。目に見えない甘っちょろさが出た」と後半の戦いに厳しい言葉を投げかけている。大会初戦となった2回戦(vs高知大)でも試合の入り方が良くなく、そうした部分は準決勝に向けての課題と言えそうだ。

 一方でシュート22本で6得点を奪った攻撃力は魅力だ。関西学生リーグ1部で15得点(9節終了時点)で得点ランキング首位を独走するエースストライカーの呉屋に加えて、2列目には小林、小幡、泉とタイプの違うアタッカーが顔を並べる。ボランチから最終ラインにかけても実力者揃い。この日は交代出場からボランチを務めた岡山や、右サイドに入ったMF森俊介ら控えの選手も持ち味を発揮して相手に脅威を与えていた。

 準決勝の相手は流通経済大。準々決勝で阪南大に3-1で勝利した試合は、同会場の第1試合として行なわれており、観戦していた福森は「流経大はセカンドボールをどんどん拾ってくる。阪南大はそこでリズムを作れなかった」と分析。「相手のパワーは強いけど、うちもそこでは負けたらあかん」と言い切った。また、流通経済大柏高から関学へ進学した呉屋は「高校で一緒にやったメンバーと準決勝の舞台で戦えるのは嬉しい」と公式戦での再会が待ちきれない様子だ。共にハードワークを軸として戦うチーム同士の東西対決は注目の一戦。昨年敗れたベスト8の壁を破った関学は、止まることなく頂点を目指す。

[写真]関西学院大のエース・呉屋は嫌な流れを断ち切る2ゴール

(取材・文 雨堤俊祐)▼関連リンク
【特設ページ】第38回総理大臣杯

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