救世主川又の名古屋デビューは「やったことがない」右MF

ゲキサカ / 2014年8月17日 0時3分

[8.16 J1第20節 G大阪0-1名古屋 万博]

 アルビレックス新潟から名古屋グランパスに加入したFW川又堅碁が16日、敵地でのガンバ大阪戦で名古屋でのデビュー戦を迎えた。川又が途中出場した名古屋はMFレアンドロ・ドミンゲスが決勝点を挙げて勝利。8戦ぶりの勝利を挙げると、14位に浮上。1節で降格圏を脱出した。

 12日の加入発表から4日、いきなりベンチ入りメンバーに加わった救世主の出番は後半16分に回ってきた。しかし与えられたのは、「今までやったことがない」と話す右サイドハーフでのプレーだった。

「僕個人も右サイドはサプライズ。ピッチに行くときにFWをイメージしてて西野監督にもアピールしたんですけどね」。“人生初”の出来事にも報道陣を笑わせる余裕も見せた川又。シュート0に終わるなど、持ち味の積極的なプレーは影を潜め、さらに不慣れな守備に追われる時間帯もあったが、「何度か(矢野)貴章さんがカバーしてくれた。『裏取られた』と思ったら、貴章さんがいた。『ありがとう』って言っておきました」と何よりも1か月ぶりの実戦を楽しんだ。

 突然襲った1か月の不遇の時もプラスになったと話す。「これまで自分は応援されるのが当たり前だと思っていた部分があった。でもピッチ外で見ることになって、サポーターもお金を払って見に来てくれるとか、どういう思いで応援してくれていたのかを冷静に見ることができた。勝利にもっともっと貪欲になって、届けないといけないなと思うようになった。そういう意味ではすごく感謝しています」。今は本当の意味でサッカーに飢えている。

 昨季は23ゴールを挙げてJ1得点ランク2位に躍り出た。だが今季はここまで3ゴール。納得いくわけがない。「まだまだだと思います。もっとゴールに向かうプレーがしたい。チームの勝利に貢献したいですね」。鋭い眼光は次節以降のゴールを捕えていた。

(取材・文 児玉幸洋)

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