[Fリーグ]シュート63本の猛攻も実らず…首位・名古屋は神戸と分ける

ゲキサカ / 2014年8月18日 15時30分

[Fリーグ]シュート63本の猛攻も実らず…首位・名古屋は神戸と分ける

[8.16 Fリーグ 2014/15第9節 神戸2-2名古屋 駒沢]

 Fリーグは16日、第9節1日目を駒沢体育館で行った。第2試合のデウソン神戸対名古屋オーシャンズは、2-2の引き分けに終わっている。

 ここまで7勝1敗という成績を残し、指定席である首位に立つ名古屋だが、この日は神戸に苦しめられる。前半から絶対王者を苦しめたのが、かつて自身も名古屋に所属した元日本代表のFP山蔦一弘だ。ストライドの長いドリブルでDFを振り切り、ボールを前線まで運び、好機をつくり出す。しかし、FP岡崎チアゴ、FP須藤慎一のシュートがGK篠田龍馬に阻まれて、得点を挙げられない。

 名古屋も速攻、遅攻、セットプレーと、あらゆる形から神戸ゴールに迫っていく。しかし、14分のセットプレーから、ゴール前にこぼれたボールをFP北原亘は押し込めず。続くCKからFPシンビーニャの放ったジャンピングボレーも右へ逸れて行った。

 試合が動いたのは前半17分だった。名古屋のFP前純内マティアス・エルナンのシュートがポストを直撃すると、直後に反撃に出た神戸は岡崎がゴールを決めて1点をリードした。このまま前半を終えるかと思われた残り17秒、神戸はFP西谷良介のドリブルから左にボールを展開。深い位置でボールを受けたFP原田浩平が中に切り込みシュートを放つと、DFに当たったボールは右サイドネットに収まり、神戸がリードを広げた。

 後半に入ると、2点を追う名古屋が怒涛の反撃を見せる。神戸はGK冨金原徹を中心に、かろうじて耐えていたものの、後半4分に中央でボールを受けたシンビーニャがリフティングでDFをかわし、飛び出してきたGK冨金原の鼻先でシュート。ボールをゴールに流し込み、1点を返した。

 その後も試合は神戸陣内で展開していく。後半7分にはFP森岡薫の強烈なシュートが右ポストに嫌われる。神戸も懸命に体を張って名古屋の猛攻に耐えるが、攻撃に転じることはできない。同13分には、FP渡邉知晃のパスから森岡がシュート。GK冨金原が弾いたところにFP吉川智貴が詰めたが、シュートを枠に飛ばせない。

 それでも、やはりエースが決めた。後半14分、中央でボールを持った森岡がDFを引きずりながらドリブル。右足の深いキックフェイントでDFを滑らせると、左足に切り替えて、今季通算10点目となる強烈なシュートを叩きこんだ。

 2-2に追いついた名古屋は攻め続け、神戸は必死に耐える。後半16分には神戸のFP須藤慎一がFPラファエル・サカイを倒して一発退場となったが、数的不利な2分間を神戸は守り切った。残り2分30秒を切ると、名古屋は北原をGKにしてパワープレーを開始。防戦一方だった神戸にも、ゴールを挙げるチャンスができたが、残り40秒でFP森洸の放ったシュートは、右に外れて行った。試合終了直前にも、PA内で高度なテクニックを見せてDFをはがしたFPペドロ・コスタがゴールを狙った名古屋だったが、勝ち越し点を挙げることはできなかった。

 後半だけで45本ものシュートを放った名古屋だったが、逆転には至らずに試合終了。2-2で前後半の40分を終え、マン・オブ・ザ・マッチには名古屋に63本ものシュートを打たれながら2失点に凌いだGK冨金原が選ばれた。

 次節、神戸はホームで大阪との関西ダービーを行う。名古屋はアウェーですみだと対戦する。

[写真]同点ゴールを叩きこんだFP森岡薫。リーグ最速の10得点目を記録

デウソン神戸 2-2(前半2-0) 名古屋オーシャンズ
<得点者>
[神]岡崎チアゴ(17分)、原田浩平(20分)
[名]シンビーニャ(24分)、森岡薫(34分)

(取材・文 河合拓)

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