[Fリーグ]前半の決定機逸を悔やむ浜松FP笠井健太「後手になった時点で負けていた」
ゲキサカ / 2014年8月23日 7時5分
[8.17 Fリーグ 2014/15第9節 大阪3-2浜松 駒沢]
Fリーグは17日に第9節2日目を行い、第1試合ではシュライカー大阪とアグレミーナ浜松が対戦した。浜松は前半18分にはFP笠井健太が決定機を得ていた。しかし、痛恨のドリブルミスで好機を逃すと、0-0で迎えた後半は常に相手に先手を取られる苦しい展開となる。終盤にパワープレーで決勝点を決められて2-3で黒星を喫したが、昨年末には日本代表候補合宿のリスト入りもしていた、元Jリーグ鹿島アントラーズのDFは「手応えを感じる試合でした」と振り返り、大きな目標を明かした。
以下、試合後のインタビュー
●FP笠井健太
―非常に惜しい結果になりました。
「順位的にもお互い下の方だったので、悔しい試合ですけど、手応えを感じる試合でした。個人的にも、チーム的にも。それがFリーグに慣れただけなのか。それとも、自分たちの実力が付いてきたのかは、何試合かこういう接戦を続けてきているので、少しずつ自信にはなってきていますね」
―昨年に比べると大差を付けられる試合が圧倒的に減っています。
「そうですね。川原さんが入ったのは大きいですね。モッさん(山本浩正)は、サッカーのGKだったなって。自分もサッカーから転向して、慣れるのに苦労してきましたが、GKはFP以上に特徴が異なるポジションなので、本当に大変だったと思います。川原さんが来てくれて、守備がまとまったのと、経験が多い選手が増えたので、若手もそれを見て学んでいるんです。下からも良い選手が育ってきて、良い競争ができているから、もっと良いチームになると思います」
―ただ、ちょっと全体にミスが多くて、選手個々の本当の特長を生かしきれていない。たとえば、中村友亮選手がスピードを生かしてゴール前に飛び込む回数も少なかったし、飛び込んでもボールが出てこなかった。
「そうですね。戦術をやろう、やろうというのになり過ぎていて、自分の良い所が消えていますよね。江藤さんなんかも、やっぱり右サイドから縦に仕掛けてカットインして、左足でシュートを打ちたいし、そこにポジションを取ってくれるけど、そこに固執しちゃうことがあるので。一人ひとりが、もう少し自分の特長を捉えて『ここで勝負』となったときのスイッチの入り方が、まだチームとしてまとまっていない感じがありますね。僕個人としては、ある程度、ボールを持てるようになって、ピヴォの動きも勉強をしつつ、モノにしていかないといけない中で、勝負する選択肢、簡単にはたく選択肢、時間をつくるっていう選択肢も、自分の中でどんどん増やさないといけない。そういうのが、うちの選手に共通して言えることだと思います。あとは、守備の部分でボールウォッチャーになることが多いので、そこも気を付けないといけないと思っています」
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