首位キープの浦和GK西川「1-3になっても『行ける気しかしない』と話していた」
ゲキサカ / 2014年8月23日 22時47分
[8.23 J1第21節 F東京4-4浦和 味スタ]
公式戦6試合連続無失点中のFC東京から、開始6分で先制点を記録。浦和レッズは理想的な形で試合をスタートさせたが、そのわずか3分後に同点ゴールを浴びると、前半15分、同23分にも立て続けに失点。FW興梠慎三のPKで1点を返したが、2-3で前半を折り返すことになった。
「先制した後、追い付かれて、失点する場面が多い」と、GK西川周作は反省するが、前半25分にはビッグセーブを見せた。最終ラインの裏を取られて、MF河野広貴と1対1になったが、河野のシュートをパンチングで枠外へ弾き出し、ゴールを死守した。
このセーブについて、「反応で止めました。無心になれていたので。自分ができることは、ああいう1プレー、1プレーを大事にしていくことだけ」と振り返る西川は、点差を付けられても、絶対的な自信があったと明かす。
「1-3になってからも、ピンチはあったんですけど、(逆転勝利に)『行ける気しかしないな』っていうのは、DFラインの選手たちと話していたんです。首位にいる良い緊張感を持ちながら、余裕を持ってやれているのかなと思いました。(失点した)過去は変えられないので、とにかく目の前のことを一個一個やっていこうというのと、前半は守備が横に広がり過ぎていたので、後半はもう少し絞ってリスクマネジメントしようっていう話はできていました。ハーフタイム、ロッカールームに帰ってきても、下を向くよりも、みんなポジティブなことを言っていました。『ここで見せるチャンスが来た』と、みんなが前向きに考えれたことが、後半の良いプレーにつながったと思います」。
西川が振り返った通り、後半は3日前の天皇杯からほとんどメンバーを変えなかったF東京を浦和が押し込み続けた。後半15分にはMF平川忠亮のゴールで追いついたものの、その4分後には再び失点。それでも最後はFW李忠成の同点PKで引き分けに持ち込み、首位をキープした。
「後半は1点入れられてしまいましたけど、よく追いついたと思いますし、攻撃の部分では非常に良い部分がたくさん出た試合だったと思います」と、4ゴールの攻撃陣に感謝しつつも「長いシーズン、こういう試合もありますけど、守備陣としては反省点が多い試合。1週間、また良い準備をしていきたいと思います」と、次節のさいたまダービーに向けて気を引き締め直した。
(取材・文 河合拓)▼関連リンク
[J1]第21節 スコア速報
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
浦和 スコルジャ監督初陣で白星 7戦ぶり勝ち点3 MF関根貴大2試合連発 MF原口元気は復帰後初出場
スポニチアネックス / 2024年9月14日 21時7分
-
横浜FCが4連勝でJ2首位キープ! 愛媛に先制許すも…高橋利樹の同点弾、櫻川ソロモンのヘッド2連弾で逆転勝利
ゲキサカ / 2024年9月7日 20時59分
-
“今の浦和”には「何かが足りない」 正監督不在、ダメ押し弾取り消し→劇的被弾で露呈した不安材料
FOOTBALL ZONE / 2024年9月1日 15時20分
-
首位陥落の町田、黒田監督が“幻のPK”判定に苦言「うしろから服を引っ張られて倒されている」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月1日 6時50分
-
A代表3人先発の町田が劇的2-2ドロー!! 監督交代の浦和に苦戦も90+8分ラストプレーでFWエリキ同点弾
ゲキサカ / 2024年8月31日 20時6分
ランキング
-
1ソフトバンク4年ぶり20度目V 4月4日から首位を譲らず
共同通信 / 2024年9月23日 21時46分
-
2【巨人】クライマックスシリーズ進出決定 優勝マジックは「4」
スポーツ報知 / 2024年9月23日 17時26分
-
3ソフトバンク 4年ぶりビールかけに元ホークス戦士の姿が!!鷹党涙「エモい」「これは泣く」
スポニチアネックス / 2024年9月23日 23時59分
-
4通算195発マンシー、脇腹痛でスタメン外に 前夜の守備中に負傷…ロバーツ監督が明言
Full-Count / 2024年9月23日 3時58分
-
5ソフトバンク小久保監督、来季も続投 後藤球団社長が明言「もちろんそのつもりです」
スポーツ報知 / 2024年9月23日 22時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください