土壇場で勝ち点3を逃した東京V 鈴木「横綱みたいな試合をする力はまだない」

ゲキサカ / 2014年8月24日 21時58分

[8.24 J2第28節 東京V1-1横浜FC 味スタ]

 残り時間は3分を切り、東京ヴェルディの連勝は目前だった。しかし後半42分、この試合、横浜FCに与えた最初のCKから、MF松下裕樹に同点ゴールを許し、そのまま1-1で試合は終了した。

 立ち上がりから東京Vは、横浜FCに対して圧力を掛け続け、主導権を持ち続けていた。それだけに、この結果は悔やまれる。前半、チーム最多の3本のシュートを放つなど、気を吐いたMF鈴木惇も、「攻撃でも守備でも先手を取れていたと思いますし、それが前半はずっと続けられた。後半15分までは続けられたのですが、やっぱり追いつかれたところとか、徐々に体力的には厳しくなってきたりするから。そういうところは今まで変わっていないかなと思います」と、ドローという結果を重く受け止めた。

 横浜FCは前半30分過ぎに、4-2-3-1から4-1-4-1に布陣を変更した。これまで布陣変更を機に流れを変えてきた相手にも、「松下裕樹さんを1ボランチにしてきて、その1ボランチの脇にできるスペースを使うことを意識してできました。(杉本)竜士がうまくドリブルを仕掛けることはできていた」と鈴木は対応できていたことを強調する。

 だからこそ、相手が力を出してきた終盤の防衛方法の必要性を痛感した。試合終盤を振り返り、「プレッシャーを掛けずに下がっているのではなくて、掛からないで下がってしまっているという感じでした。自分たちが割り切って下がっていたら、気持ちも違ったと思うんですけど、押し込まれているっていうイヤな流れがありました」と言い、「(東京Vは)前から行ったときは強いのですが、後ろで構えるときは、まだまだ(と感じました)。絶対的な高さ、強さがある選手がいるわけでもないし、そこはもっとチーム全体でどうやっていくかが課題だと思います」と、修正点を挙げた。

 理想は早い時間帯で2点目を取り、試合を優位にすることだ。だが「すべての試合が、そう上手くいくわけではないですし、自分たちに横綱みたいな試合をする力はまだないので。もっともっとチームとして力を付けることが必要だと感じています」と、成長を誓った。
(取材・文 河合拓)▼関連リンク
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