監督交代、主力流出…開幕弾も内容に不満の岡崎「探っている感じ」
ゲキサカ / 2014年8月25日 3時15分
[8.24 ブンデスリーガ第1節 パダーボルン2-2マインツ]
ブンデスリーガは24日、第1節3日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツは敵地でパダーボルンと対戦し、2-2で引き分けた。1トップでフル出場した岡崎は前半33分に先制点。1-2で迎えた後半アディショナルタイムには、同点ゴールにつながるPKも獲得した。
2シーズン連続の開幕戦ゴールに、チームの敗戦危機を救うPK奪取。しかし、結果は1部初挑戦の相手に引き分け、試合内容も見どころは少なかった。
昨季までチームを率いたトーマス・トゥヘル前監督が退任し、カスパー・ヒュルマンド新監督が就任。オフには昨季10ゴールのカメルーン代表FWエリック・シュポ・モティングがシャルケ、同じく9ゴールのMFニコライ・ミュラーがハンブルガーSVに移籍した。ベンフィカからMFフィリップ・ジュリチッチが加入したとはいえ、攻撃陣のタレント不足は否めない陣容となった。
ELは予選3回戦で敗退し、DFBポカール(ドイツ国内杯)も3部ケムニッツに敗れ、1回戦敗退。苦しい試合が続くマインツはこの日も1トップの岡崎になかなかボールが入らず、試合後には「攻撃の形がつくれず、探っている感じだった」と率直に振り返った。先制点はMFヨハネス・ガイスの直接FKがポストに当たった跳ね返りを押し込んだ形。同点ゴールもPKと、流れの中ではほとんど決定機がなかった。
それでも1-2と逆転されたあとの試合終盤には右クロスから岡崎が2度のヘディングシュートを打つ場面があった。そのうち1本はクロスバーを直撃。攻撃の圧力を強め、後半アディショナルタイムのPK獲得につながった。
「ブロックを敷いてきたし、難しい相手だった。俺らもそういう相手は苦手だったけど、最後のほうに形は見えた。クロスを上げてもらったほうが自分はチャンスになるし、2回ヘディングのチャンスがあった。クロスが入らないと、自分にも得点チャンスは来ないし、そのあたりはまだまだチーム自体がよくないと思う」
あわやパダーボルンに1部初勝利をプレゼントかという展開だったが、土壇場で引き分けに持ち込み、勝ち点1を獲得した。苦戦の中で見えた課題を今後に生かしていけるか。その攻撃の中心に岡崎がいるのは間違いない。
▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2014-15特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
マインツがクロップ観戦試合で10人相手に痛恨の今季初黒星…佐野海舟は79分までプレー【ブンデスリーガ】
超ワールドサッカー / 2024年9月16日 2時37分
-
首位陥落の町田、黒田監督が“幻のPK”判定に苦言「うしろから服を引っ張られて倒されている」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月1日 6時50分
-
チェイスvs佐野の日本人対決が実現!初勝利を狙う両者の一戦は劇的ドローで終幕【ブンデスリーガ】
超ワールドサッカー / 2024年9月1日 0時40分
-
A代表3人先発の町田が劇的2-2ドロー!! 監督交代の浦和に苦戦も90+8分ラストプレーでFWエリキ同点弾
ゲキサカ / 2024年8月31日 20時6分
-
無敗王者との開幕戦でフル出場したボルシアMG板倉滉「レバークーゼンを相手にかなりいい戦いができた」
ゲキサカ / 2024年8月24日 13時4分
ランキング
-
1スケボー白井空良、Xゲームズ初優勝「夢の舞台で金を取れうれしい」…日本勢が表彰台独占
読売新聞 / 2024年9月22日 19時49分
-
252-53大谷翔平、115年ぶり偉業が濃厚 日本は明治時代、2つの「2位」で近づく歴史的記録とは
THE ANSWER / 2024年9月22日 19時3分
-
3鷹が11得点大勝で「M1」 大阪移動で日ハムの結果待ち…V決定でも異例の“胴上げなし”
Full-Count / 2024年9月22日 16時33分
-
414勝の今永でも及ばぬ…日本人右腕の「4.7」 先駆者が過ごした“衝撃の1年目”
Full-Count / 2024年9月22日 19時33分
-
5イチロー氏が松井秀喜氏を語る 参戦決断に「痺れました」再会するなら「やっぱりユニフォームを着て」【独占インタビュー】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月22日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください