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“アギーレ色”を出したサプライズ選考…初陣に初選出5人

ゲキサカ / 2014年8月28日 20時37分

 右サイドバックを主戦場とし、積極的な攻撃参加と正確なクロスが持ち味の松原は各年代別日本代表の常連で、09年のU-17W杯にも出場。本来ならU-21世代で、U-21日本代表は9月に韓国で開催されるアジア競技大会に出場するが、Jリーグの各チームから選考できるのは一人ずつという制限があったため、FW鈴木武蔵(新潟)との兼ね合いで選出されなかった。その結果がA代表初選出。「驚きの一言です」という飛び級招集になった。

「ビックリしたというのが最初の気持ち」という坂井は、全国的にはほぼ無名の存在と言えるだろう。鹿屋体育大在学中の12年に特別指定選手として鳥栖でJリーグデビューを果たし、翌13年に鳥栖に入団。183cmの長身を生かした空中戦の強さとロングフィードが持ち味のレフティーで、ルーキーイヤーの昨季は14試合に出場したが、今季はこれまで4試合にしか出場していない。負傷もあり、23日の大宮戦で約4か月ぶりの復帰を果たしたばかり。まさにサプライズ選出だった。

 代表チームに誇りを持つこと、チームへの献身性を示すことを選手に求めるアギーレ監督。「1試合90分の中で、インプレーの時間は45~48分程度しかない。ピッチには22人立っており、平均すると、一人がボールを持っている時間は2分しかない」。そう語り出した指揮官は「つまり一人の選手は88分間、ボールを持っていない。その88分の中で選手が何をしているのか。チームに対するコミットメント、責任、チームのことを考えるという意味で、私はそこを見ている」。守備への貢献度、運動量、オフザボールでの動き……。「走らない選手は呼ばれない」。指揮官の基準は明確だ。

(取材・文 西山紘平)

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