[MOM1116]清水桜が丘MF大石竜平(3年)_伝統の「8」と主将マークを2年時から託された注目MF「サイドを制す」
ゲキサカ / 2014年9月1日 8時10分
元日本代表MF風間八宏氏(現川崎F監督)や元日本代表MF小野伸二(札幌)ら数々の名選手を輩出してきた清水商の伝統を受け継ぐ清水桜が丘。大石は伝統のエースナンバー「8」を2年時から背負い、加えてキャプテンマークも巻いて戦った。「本当はキャプテンマークなんか着けてはいけなかったヤツ。(2年生でキャプテンなんて)できないと思ったんで一回断ったんですけど、『チーム変えるために』と言われたので、(当時の)3年生を助けるためにやろうと。ぶら下がっていた訳ではないですけど、3年生がいたので、(自分がやるというよりも)助けてもらっていた部分があった。でも3年生になって自分がという思いが強くなりました」。伝統校のエースに指名されたMFは今年、より高まった責任感とともに、チームのために戦い続けている。
名将・大瀧雅良監督は「あれは来ますよ」とその将来性を高く評価する一方、「心は赤ちゃん」と厳しい。本人も「サッカーは上手くいかなくて当たり前のスポーツ。その時にイライラするんじゃなくて、上手くいかないなら上手くいくように考えるとか、楽しくない時に楽しくさせるように努力するとか、そういうところが自分に足りなくて、自滅することが多い。1、2年生の時に比べれば成長できたかなと思うけれど、まだまだコントロールができない」と自覚している。最終学年の秋、“大人になって”よりチームのために戦い、期待に応えること。選手権に出場するために、努力を続けるだけだ。「最後絶対に行きたいですね。大瀧先生の期待も3年間あったので、選手権で恩返ししたい。サイドを制して、相手にとって脅威になること。チームにとって欠かせない存在になります」。全国高校選手権優勝3回の清水商時代と同じブルーのユニフォームが全国で舞うか。清水桜が丘として初の全国出場のために、逸材がピッチを走り抜ける。
(取材・文 吉田太郎)
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