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フットサル代表ミゲル・ロドリゴ監督インタビュー「ブラジル遠征はアジア選手権のメンバーで行く」

ゲキサカ / 2014年9月5日 19時11分

―昨季は浦安のトップチームとセグンドを行き来していたFP加藤竜馬選手も抜擢されました。
「竜馬に関しては前から知っている選手でした。とくに今はチームの中心というか、牽引する役割になっています。昨年から今の流れは始まっていたと思います。すごくアグレッシブにプレスに行けますし、タッチライン際の突破、シュートも持っています」

―アジア選手権でいえば、FP中村友亮選手の役目ですか?
「ちょっと違いますね。友亮は、どちらかというと攻撃においては戦術的に機能するタイプです。自分でボールを持ってというのが、できないわけではありませんが、売りとしているのは、周囲を動かしながら自分も動かすことです。また、シュートも龍馬ほどは持っていないと思います。ただ、守備の部分に関しては、確かに共通する部分があるかもしれません。2人ともスピードを持って、アグレッシブに寄せられるので。攻撃に関しては役割も特性も違うかなと思っています」

―また、意外にも初選出のFP星龍太選手については?
「やっぱりフィクソの部分で彼には期待をしたいですね。あれだけパワーがあり、滝田のように体でしっかり勝負できる選手は、フィクソでも、これからまだ必要だと思っています。今は滝田しか、そういう選手がいないので。そこに龍太が上手くなじんできてくれれば、層も厚くなります。戦えるフィクソですね」

―10月のブラジル遠征、クウェート遠征のメンバー選考も兼ねていると思いますが、どういう競争を求めていて、どういうメンバーで臨みたいと思っていますか?
「実際には、もともとグランプリ(ブラジル遠征)の日程については、その大会があることが事前に分かっていて、もともとの計画に入れてありました。そのため、基本的にはよほどのことがない限り、アジア選手権で戦ったメンバーで行きたいというのが、コンセプトです。クウェート遠征というのは、もともとの年間計画にあったものではなく、突然オファーをいただいた、サプライズの大会です。そこに関しては、リーグの方も日程の調整ができていない。ただ、活動の機会としては非常に貴重なのでやりたいです。ですから、そこはブラジルに行ったときとは異なるメンバーになります」

―アジア選手権のメンバーは、今回外れている選手たちを全員戻すということでしょうか?
「そうですね。西谷、小曽戸、中村、洸太郎。彼らを戻したアジア選手権のメンバーです」

―その意図は、なんですか?
「今回来ていないということに関しては、人数も限りのある活動なので、新しいメンバーにこのグループへの馴染み方を試してみてみたいということがありました。また、これはクウェートへの大会に向けた準備にもなっています。やることを変える、全く違うグループでやることを変えるっていうのではなく、ブラジルのメンバーを軸に持っていますが、そこにクウェートの大会に参加すると思しきメンバーを導入して、同じやり方でやって彼らを軸に次の大会に行くという感じです」

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