1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

武藤&柴崎が代表初ゴールも…ベネズエラと2-2ドローでアギーレJ初勝利ならず

ゲキサカ / 2014年9月10日 15時14分

 日本はハーフタイムに2選手を交代。大迫、柿谷に代わってFW岡崎慎司、武藤がピッチに入った。3トップは右から本田、岡崎、武藤に変更。すると後半7分だった。ハーフウェーラインをわずかに越えたところでボールを受けた武藤がドリブルを開始。相手選手一人を振り切って、PA近くまで持ち込むと、迷わず左足を振り抜いた。ゴール右隅にねじ込む先制点がアギーレジャパン第1号ゴール。デビュー2戦目での武藤のA代表初ゴールで日本がリードを奪った。

 ところが、5分後の後半12分、自陣PA内でMFアレハンドロ・ゲラを水本が倒してしまい、PKを献上。マリオ・ロンドンのキックは川島の逆を突いてゴール右隅に吸い込まれ、1-1の同点に追いつかれた。それでも直後の後半16分には長友からの浮き球のパスに岡崎が反応。最終ラインの背後を取って右足ボレーで狙ったが、惜しくも枠を外れた。

 すると後半22分、日本は狙いどおりの速攻から勝ち越しゴールを奪った。自陣で柴崎と武藤のパス交換から武藤が左サイドのスペースに展開。岡崎がドリブルで駆け上がって、ゴールライン際までえぐると、折り返しに走り込んできたのが柴崎だ。ワンバウンドしたボールをしっかりと右足でミートするボレーシュートをゴールネットに突き刺した。

 後半25分にはゴール正面の位置で柴崎がFKを獲得。本田が左足で壁の外側を巻いてゴールを狙ったが、惜しくも左ポストを直撃した。日本に流れが来ている時間帯だったが、守護神がまさかのミスを犯してしまう。後半26分、ベネズエラはDFガブリエル・シチェロが左足を振り抜くロングシュート。ブレ球のキックをキャッチしようとした川島が後方にこぼし、ゴールに吸い込まれた。痛恨のファンブルで2-2。試合は再び振り出しに戻った。

 日本は後半30分、細貝に代えてMF田中順也を投入。田中は左のインサイドハーフに入り、柴崎が右に回った。6万4007人の大観衆が見つめる中、みたび勝ち越しゴールを目指して最後まで攻撃の姿勢を貫いたが、3点目はならず。試合前日には「選手全員を見たい」と話していたアギーレ監督だが、交代枠は3枚使っただけで、MF扇原貴宏、DF松原健は2試合連続で出場機会がないまま試合はタイムアップ。2-2の引き分けでアギーレジャパン初勝利はお預けとなった。

(取材・文 西山紘平)
・代表初得点シーンを振り返る武藤「時が止まったようだった」
・本田、若手の台頭を感じながらも「まだ意識しない」
・史上28人目のデビュー戦ゴールとなった柴崎「考えているプレーをある程度表現できた」
・アジア杯に向けた“テスト合格者”は?アギーレ監督「次のリストを見れば分かる」
・2度追いつかれてのドローに不満の麻也「受け入れがたい」
・ミスからPK献上の水本「僕個人の責任」
・痛恨ファンブルの川島「若い選手に申し訳ない」
・前半で交代の大迫「もう少しやりたかった」
・岡崎のセンターフォワード起用に込められたアギーレ監督の意図
・監督会見
・選手コメント

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください