ミスからPK献上の水本「僕個人の責任」
ゲキサカ / 2014年9月10日 4時14分
[9.9 キリンチャレンジ杯 日本2-2ベネズエラ 日産ス]
PK自体よりも、カウンターを受けることになった自分自身のミスを悔やんだ。1-0の後半12分、中盤でのセカンドボールをつなごうとしたDF水本裕貴(広島)のパスをMFアレハンドロ・ゲラがカット。自陣からドリブルを開始し、スピードに乗ったゲラを水本が必死に追いすがる。しかし、ペナルティーエリアに入ったところで水本のスライディングタックルがファウルを取られ、PKの判定。これをFWマリオ・ロンドンに決められ、同点に追いつかれた。
「PK自体は引っかかっていないと思う」と話した水本だが、その前のパスミスについては「(長友)佑都のところに出そうと思ったけど、相手が見えていなかった。中途半端なプレーになってしまったし、もっとハッキリしたプレーをすべきだった」と反省。「PKでチームに迷惑をかけて申し訳ない」とうなだれた。
昨年2月6日のラトビア戦以来、約1年7か月ぶりの日本代表復帰を果たした水本の国際Aマッチ出場は2012年9月6日のUAE戦以来、約2年ぶり。先発は、岡田武史元監督時代の2008年2月17日に行われた東アジア選手権の北朝鮮戦以来、実に約6年半ぶりだった。
「こういう雰囲気はここでしか味わえない。クラブとは違う緊張感があるし、こういったレベルの高いところで常にやっていきたい」。188cm、92kgの長身FWサロモン・ロンドン(ゼニト)に対しても空中戦で互角以上に渡り合うなど最終ラインで体を張った。
後半6分のFW武藤嘉紀の先制点も、自陣からの水本のロングフィードが起点だった。「相手はプレスが速いから、縦パスを狙っていくようにハーフタイムに指示を受けた」。チームとしても狙いどおりの形だったが、「先制点を取ってくれたのに追いつかれたのはDFの責任だし、僕個人の責任」と唇をかみしめた。
「基本はクラブでのプレーが評価されて、こういったところに呼ばれると思うし、クラブでいいプレーをし続けることが代表への道だと思う。今日はここで終わるけど、次また呼ばれるようにクラブでしっかりプレーしたい」。アギーレジャパンは始動したばかり。今月12日に29歳になるセンターバックは代表定着のため、クラブでアピールを続けていく。
(取材・文 西山紘平)
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