富山が今季初ゴール&決勝点アシスト、大宮渋谷新監督に初陣勝利プレゼント

ゲキサカ / 2014年9月10日 22時16分

[9.10 天皇杯4回戦愛媛-大宮 NACK]

　天皇杯4回戦が10日、各地で行われた。大宮アルディージャはJ2の愛媛FCと対戦し、2-1で勝利した。大宮は8月31日に大熊清監督の退任と渋谷洋樹コーチの監督昇格を発表。迎えた初の公式戦を見事、白星で飾った。

　FW富山貴光が今季初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍を見せた。大宮は開始早々5分に前半唯一の被シュートとなったFW河原和寿にゴールネットを揺らされてしまう。しかし後半18分にPKを獲得すると、これを富山が落ち着いて沈め、同点に追いつく。さらに同23分には、富山のパスを受けたMF橋本晃司が左足で逆転弾を決めて、勝利へと導いた。

　富山は早稲田大出身の2年目FW。4年時のインカレMVPに輝くなど、鳴り物入りでJリーグの扉を叩いた。1年目はリーグ戦26試合に出場し3ゴールを挙げるなど、まずまずの活躍を見せたが、2年目の今季はチームの停滞に引きずられるかのように、この試合まで公式戦のゴールはなかった。新監督を迎え、心機一転を図るゲームで、23歳ストライカーも復活の狼煙を上げた。

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