[MOM1122]富山一FW坂本裕樹(2年)_選手権連覇へ台頭してきた「頼もしい」存在
ゲキサカ / 2014年9月14日 9時33分
そんな彼に変化が生まれたのは今年の夏休み。「大塚さんから、口酸っぱく『守備の意識を変えろ。もっと前から行け』と言われ続けていたので、変わらないといけないと思えた。チームの誰よりも走ってやろうと頑張った」と“攻撃だけ”の選手からの変貌を決意した。
意識の変化は着実に表れ、右MFを務めた前期から後期は本職であるFWに復帰。前線からのチェイシングでコースを限定するなど上り調子のチームに貢献した。「昨年よりは良くなっていると自分では思う。身体を張ってキープしたり、前からどんどん仕掛けられるようになった」と手応えを感じながらも、ここまでわずか1得点。「西村(拓真)さんは凄くて、ゴールを全部持っていかれる。自分も決めたいと思っていたので良かった」と胸を撫で下ろしたように、この日の得点は吹っ切れる意味でも重要なものとなりそうだ。
憧れはタイプが似ていると評す昨季の選手権得点王で先輩のFW渡辺仁史朗(現・富山大)。「まだまだ届いていない。今日も足をつって(後半26分に)交代させられたり、運動量が足りない。もっと走らないといけない」と自分を見つめるが、先輩のDF村上寛和が「頭が良いし、動き出しも鋭いので頼もしい」と評するように周囲の信頼はすでに厚い。連覇がかかった選手権に向け、頼もしい存在が頭角してきた。彼の更なる成長がチームの成長をまた加速させるはずだ。
(取材・文 森田将義)
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