[アジア大会]打倒イラクに燃えるU-21代表DF山中「3回も負けられない」
ゲキサカ / 2014年9月15日 15時53分
背番号6は左サイドで激しく上下動を繰り返した。前日のアジア大会初戦クウェート戦で5-4-1の左SBとして出場したU-21日本代表DF山中亮輔。守備時には最終ラインに並んでいるかと思いきや、攻撃時には最前線まで飛び出す圧倒的な運動量を披露した。
一夜明けた15日、「疲れは少しありますね」と笑ったが、「でも、あのポジションをやるには運動量がすごい求められると思うので。まずは守備の意識を持つことが大事ですが、攻撃に移ったときにSBが前に出ることでチャンスが広がると思うので、運動量の部分は今後も意識して続けないといけないと思っています」と自らに課せられた使命を全うすることを誓った。
そして、初戦で見えた課題もあったようだ。「練習試合を含めてなかなかゴールを奪えないこともありましたが、4点奪えたのはチームとしても大きいと思います。でも、相手のレベルもそんなに高くなかったので、もっと圧倒的に支配できてもおかしくなかったし、『蹴る』のか『つなぐ』のか曖昧な部分もあったので、そこは整理していきたいですね」と次戦以降への修正点を語った。
12年のAFC U-19選手権の準々決勝、そして今年1月のAFC U-22選手権準々決勝で苦汁を舐めさせられたイラクが次戦の相手となる。今代表において、2つの試合で先発出場したのはMF矢島慎也と山中の2人だけだ。だからこそ、「同じ相手に3回も負けられない。今度こそ勝てるように準備していきたい」とリベンジを果たしたい気持ちは人一倍強い。
そして視線はイラクにリベンジを果たした先にある、アジアの頂点を見据えている。「優勝を目指す上で自分としてはアシストやゴールという部分で貢献したいと思っています。チームの勝利を優先させて、自分にできることをしっかりこなしつつ、優勝して日本に帰りたい」。そのためには打倒イラクは避けては通れない。2度の屈辱を味わった相手にリベンジを果たす時は、刻一刻と迫っている。
(取材・文 折戸岳彦)
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