古巣とのミラーゲームで先制弾!浦和DF那須「質の差は生み出せると思っていた」
ゲキサカ / 2014年9月21日 0時42分
[9.20 J1第24節 浦和3-1柏 埼玉]
「お互いが感じ取れればゴールにつながる。みんなの考えが一致したゴールだと思う」。浦和レッズの先制点を決めたDF那須大亮は回想する。
FKの場面でMF柏木陽介は素早いリスタートで右サイドにフィードを送ると、フリーになったMF平川忠亮がクロスを入れる。その間、那須はハーフライン付近からPA内へと走り込んでいた。手を挙げて呼び込んだ那須の頭にボールはピタリと合い、地面に叩き付けられたヘディング弾は名手GK菅野孝憲も及ばず、ゴールマウスに吸い込まれた。「後ろから走ってくるほうがDFとしてはつかみにくい」。12年まで在籍した古巣からゴールを奪った那須だけでなく柏木も「イメージ通り」と口を揃えた。
対する柏レイソルの主将であるMF大谷秀和は、「サイドを空けてしまっても中をしっかりつくれていたら問題なかったと思いますけど、どっちも中途半端になってしまったことが失点につながったと思う」と悔やむ。ゾーンで守る柏は、人数こそ揃っていたが、集中力が切れた隙をつかれてしまった。
「前回の試合(第9節、2-3)もどちらかと言うと自分たちで取りこぼした試合だったので、今回の試合も自分たち次第だと思っていた」。柏には昨年のナビスコ杯決勝以来、公式戦3連敗中だった浦和。敗れた3戦はすべて3-4-2-1のミラーゲームに持ち込まれて敗れているが、那須は自信を持って今節に臨んでいたという。「スカウティングで(同じ布陣で)ハメてくるとわかっていた。そういう中で質の差は生み出せると思っていたので、チャンスの中でいかに決め切るか。あとは後ろがしっかり我慢するだけ」。守備では1点を献上したとはいえ柏のシュートを3本に抑え込み、攻撃では13本のシュートを放ち3ゴール。まさに浦和の思惑通りの結果となった。
(取材・文 奥山典幸)
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