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川又の先制点含む2点に絡む活躍で、名古屋がC大阪に競り勝つ

ゲキサカ / 2014年9月23日 20時59分

[9.23 J1第25節 C大阪1-2名古屋 ヤンマー]

 FW川又堅碁の加入以来、リーグ戦3勝2分と負け知らずの名古屋グランパス。23日に行われたJ1第25節のセレッソ大阪戦でも、川又の加入後2点目となるゴールで先制し、2-1で勝利した。勝ち点3を上積みした名古屋は、降格圏の16位C大阪との勝ち点差を10に広げている。

 チームメイトのFW永井謙佑が「仏様」と評する途中加入のストライカーが、この日もチームを牽引した。前半19分、MF田口泰士が中盤でボールを回収すると、左サイドの永井に展開。永井がクロスを入れると、マークを外してニアサイドに飛び込んだ川又がヘッドでゴールネットを揺らした。

 互いにチャンスをつくり合ったなかで、前半終了間際。名古屋はGK楢崎正剛のゴールキックを川又がヘッド。フリックしたボールにMFレアンドロ・ドミンゲスが反応して、DF酒本憲幸と並走する。酒本がスライディングでクリアーしようとしたが、浮いたボールはゴールマウスを飛び出していたGKキム・ジンヒョンの頭上を越えて、ゴールに決まり、名古屋がリードを2点に広げた。

 後半に入り、C大阪はFW永井龍を下げて、FWカカウを投入する。同22分には、そのカカウがPA外から右足でシュートを決めて、1点差に詰め寄る。同点に追い付きたいC大阪は、後半37分にMF長谷川アーリアジャスールを下げて、FWフォルランを投入する。同41分には、そのフォルランがPA外から強烈なシュートを放ったが、GK楢崎に阻まれる。これで得たCK、DF山下達也が打点の高いヘッドでゴールを狙ったが、クロスバーを叩いたボールは真下に落ち、ゴールラインを越えずにクリアーされた。

 結局、C大阪は同点に追いつけないまま、試合終了。前節の大阪ダービーに続く2連敗で、降格圏の16位に沈んだままとなっている。対する名古屋は、リーグ戦3連勝で6戦無敗(4勝2分)となり、11位に浮上している。
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