現実受け止める広島「3連覇は遠のいた」
ゲキサカ / 2014年9月24日 9時0分
[9.23 J1第25節 横浜FM1-0広島 日産ス]
3連覇の夢ははるか彼方に霞んでしまった。サンフレッチェ広島は敵地で横浜F・マリノスに0-1で敗戦。4月以来のリーグ戦の連勝を狙ったが、またも勝ち切ることは出来なかった。「現実問題、優勝という部分では遠のいた」。試合後、森保一監督はしっかり現実を受け止めた。
一瞬の隙を突かれた。試合も最終盤に差し掛かった後半42分、エリア内浮き球パスを入れられると、FW伊藤翔の飛び出しにGK林卓人が反応する。だが一歩先にボールに触ったのは伊藤だった。「先に触られるのは分かっていた。手を引っ込めたが当たってしまって」。判定の瞬間、林は思わず天を仰いでいた。
またも連勝を逃した広島。波に乗り切れない要因として挙がるのは、やはり得点力不足だ。W杯再開後には3得点や5得点を挙げるゲームも見られたが、以降は1点を取るのがやっと。もっとも成績が上がるわけもなく、白星と黒星が交互に続く日々が続いている。「今は素直に力が足りない」。森保監督は「采配も含めて分析しないといけない」と危機感を募らせた。
首位浦和との勝ち点差は16まで広がり、3連覇どころか順位は9位まで落ちた。ただここで終わりではなく、残り9試合を戦わなければならない。「うまくいかない時はこうやってうまくいかない。ただ下を向くことなく、やり続けないといけない」と話したのはDF水本裕貴。林も「この現実を受け入れて、次に進むしかない」と必死に顔を上げた。
(取材・文 児玉幸洋)
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