W杯以来の復帰果たした内田「反動は大きかった」
ゲキサカ / 2014年9月24日 12時13分
[9.23 ブンデスリーガ第5節 ブレーメン0-3シャルケ]
ブンデスリーガは23日、第5節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でブレーメンと対戦し、3-0で快勝した。今季初出場初先発となった内田はフル出場し、チームの今季初勝利に貢献した。
「90分持つかなと思ったけど、持たせた感じ」。ブラジルW杯以来の公式戦復帰。練習試合やシャルケU-23の試合で実戦復帰は果たしていたが、フル出場は6月24日のブラジルW杯グループリーグ最終戦・コロンビア戦以来、3か月ぶりだった。
2月9日のハノーファー戦で右太腿裏を肉離れし、その後の検査で右膝裏の腱も断裂していることが判明。ギリギリの判断で手術を回避し、W杯に間に合わせたが、大会途中からは右膝にテーピングを巻くなど強行出場を続けた。
「W杯の前にケガをして、『無理し時』と言って、その反動は大きかったけど」。シャルケに合流してからも右膝蓋(しつがい)腱の炎症が癒えず、別調整が続いた。全体練習への合流は8月19日。「負荷をかけると、まだ痛みが出る」と話すなど、慎重な調整を続けてきた。
「監督とコーチからは試合前に『無理だったらいつでも言え』と言われていた」と明かした内田。「痛みを我慢しているように見えた? まあ、そんな感じ」と、この日も右膝にはサポーターを付けた状態でのプレーだった。
「無理すると言ったんだから、覚悟はしていた」。それでも、所属クラブであるシャルケに迷惑をかけていることを申し訳なく感じていた。チームは相次ぐ故障者の影響もあり、今季開幕から公式戦6試合を戦い、いまだに勝利がなかった。
「シャルケで給料をもらっているし、勝てない分、上から見ていて申し訳ないと思っていた。それでも、メディカルコーチやドクターの人も一生懸命治そうとしてくれたし、U-23にもお世話になって、監督もうまく使ってくれた」
周囲のスタッフや監督、コーチに感謝する内田。自身の復帰戦でチームも今季初勝利と、結果に結びつけることができた。1勝に安堵しながらも、今後もチームのためにプレーを続けることを誓う。「これからまだまだ恩返しというか、シャルケと契約している選手だから、こうやって勝ち点という形で、(恩返しを続けたい)と思います」。完全復活への第一歩。復帰初戦で見せた存在感は、やはり大きかった。
▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2014-15特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【ブンデス第8節プレビュー】日本人対決2試合、マインツvsボルシアMGにシュツットガルトvsキール
超ワールドサッカー / 2024年10月25日 18時0分
-
内田篤人&佐藤由紀彦が「S級」改め「Proライセンス」を取得! 2023年度受講者は全20名が取得済みに
超ワールドサッカー / 2024年10月18日 12時45分
-
[MOM990]流通経済大GKデューフエマニエル凛太朗(2年)_目立ちたがり屋のプロ注目大型GK
ゲキサカ / 2024年10月9日 19時5分
-
堂安律の今季3点目が決勝点!フライブルクがブレーメンを下して2試合ぶりの白星を飾る【ブンデスリーガ】
超ワールドサッカー / 2024年10月6日 0時38分
-
堂安律がキレキレの決勝弾! 今季3ゴール目でフライブルクの2試合ぶり白星を呼び込む
ゲキサカ / 2024年10月6日 0時28分
ランキング
-
1大谷「左肩亜脱臼」楽観は禁物…《レギュラーシーズンなら欠場必至のはず》と専門家が警鐘!
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月29日 11時32分
-
2J助っ人の“70m独走弾”「漫画やん」 衝撃の“環境破壊”が話題「なんでJ2にいるんだ」
FOOTBALL ZONE / 2024年10月29日 7時30分
-
3ド軍が4年ぶりWS制覇へ王手 大谷翔平は2戦無安打も1得点2出塁…左肩負傷から強行出場
Full-Count / 2024年10月29日 12時43分
-
4球界の重鎮・権藤博氏はむしろ「日本の投手は投げなさ過ぎ」…沢村賞また「該当者なし」で選考基準見直し案も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月28日 20時22分
-
5井上中日「矢野燿大ヘッド」招聘プラン立ち消えに…“元阪神監督”の看板などが足かせ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月29日 11時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください