[アジア大会]DF遠藤、悔しさを滲ませつつも「成長できた」
ゲキサカ / 2014年9月28日 22時7分
[9.28 アジア大会準々決勝 日本0-1韓国 文鶴]
仕事場を最終ラインから中盤に移しながらも、絶大なる存在感を見せてきた。U-21日本代表DF遠藤航は準々決勝韓国戦でも、MF大島僚太とコンビを組んでボランチの位置に入ってチームのバランスを取り続けた。
まずは守備に重心を置いて、相手の攻撃を封じようとする。自陣に侵入してくる相手に自由を与えず、セカンドボール争いでも激しく体を寄せてマイボールにするなど魂の守備を見せる。「僕らはあえて引いてみようと。それで相手が前掛かりになったところで奪ってカウンターというのを狙っていた」と語ったように、黙々とゲームプランを遂行していた。
しかし、「ボールを奪う位置が低くなり、なかなかカウンターに持っていくことができなかった」と予想以上に相手に押し込まれてしまい、攻撃の形をなかなか作り出すことができない。たとえカウンターを発動しても攻撃に掛ける人数は少なく、すぐさま韓国にボールを回収されて波状攻撃につなげられてしまった。
「体を張って守るとか、そういうところを徹底してやれば今日のように失点は最低限に抑えられるとは思った」とPKによる最少失点に抑えた守備には手応えを感じつつも、「あとはやっぱり攻撃になったときに、どう相手を崩すか、人数を掛けてチャンスを作っていけるか。そういう部分は足りなかったと思います」と攻撃面での反省を口にしている。
今大会は所属する湘南の3CBの一角とは違い、ボランチとアンカーでの起用が続いた。「こんなに中盤で連続で試合に出場したのは初めてでしたが、個人的には自分のイメージしているプレーを徐々にできるようになってきました」と語ると、「チームとしても最初の試合よりは次の試合、そしてまた次の試合というところで、一体感やチームとしてやろうとしていることを統一しながらやってこれた。負けてしまい、あと2回戦えないのは悔しいですけど、成長はできたと思います」と個人としてもチームとしても成長できた大会だったと振り返った
(取材・文 折戸岳彦)
▼関連リンク
第17回アジア競技大会特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
高校屈指のボールハンターが鮮烈ミドル弾。市立船橋MF峯野倖は攻守で違いを示し、結果を残して評価を変える
ゲキサカ / 2024年7月7日 8時39分
-
悔しさだけを突き付けられた異国の地で定めた決意。FC東京U-18MF永野修都は世界と再会するその日までバージョンアップし続ける
ゲキサカ / 2024年7月4日 12時45分
-
[MOM4755]近江MF廣瀬脩斗(3年)_とにかく効いている頼もしい黒子。国立のピッチも経験したボランチが目指すのは「陰の主役」!
ゲキサカ / 2024年7月1日 19時36分
-
「W杯に匹敵するくらい面白い試合ばかり」。元日本代表・坪井慶介が『EURO2024』のグループステージを総括&決勝トーナメントを展望!WOWOWでは決勝T以降の全試合を日本語実況・解説つきで生中継!
PR TIMES / 2024年6月29日 17時15分
-
リベンジに燃える無敗の流経大柏。返り討ちに意気込む未勝利の市立船橋。2週連続で激突した両雄の激闘はドロー決着!
ゲキサカ / 2024年6月24日 19時34分
ランキング
-
1オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然【体操女子・宮田笙子 飲酒喫煙でパリ五輪辞退の波紋】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分
-
2スペイン1部セビージャ、日本での親善試合が中止に
スポーツ報知 / 2024年7月20日 16時33分
-
3MLBオールスター〝ひどすぎる国歌斉唱〟が大炎上 女性歌手に非難殺到「耳から血が出ました」
東スポWEB / 2024年7月16日 19時22分
-
4吉田正尚が大谷翔平&山本由伸と再会「すごくいい雰囲気だな」 後半戦初戦9回に1安打
スポーツ報知 / 2024年7月20日 14時31分
-
5【体操】宮田笙子 五輪辞退に同情も…危機管理専門家「昔はよくあったは通用しない」
東スポWEB / 2024年7月20日 6時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)