[アジア大会]最大の決定機をものにできなかったMF矢島「もっと思い切り上を狙えば良かった」
ゲキサカ / 2014年9月28日 23時1分
[9.28 アジア大会準々決勝 日本0-1韓国 文鶴]
この日最大のチャンスが訪れたのは、韓国に攻め込まれながらも0-0と耐えていた後半32分だった。U-21日本代表は、MF大島僚太がはたいたボールからDF室屋成が仕掛け、深い位置から折り返しのパス。PA内へフリーで侵入したMF矢島慎也(浦和)が右足をダイレクトで合わせ、ボレーシュートを放った。
ハイテンションの熱気に包まれたスタジアムに、固唾を飲むような空白が一瞬だけ訪れた。しかし、矢島のシュートはGKに間一髪で弾かれ、再び「テーハミングッ」の大歓声がこだました。
「コンパクトにふかさないよう打って、回転をかけながらGKの頭上を越えるシュートを狙ったのですが…。もう少し思い切り打って、もっと上を狙っても良かったかもしれない」。背番号12は唇を噛んだ。
先発はグループリーグ第3戦ネパール戦以来2試合ぶりだった。4-2-3-1の左サイドハーフに入り、守備に意識を割きながらも得点チャンスをうかがった。前半6分にはパスで崩しながらゴールマウスの手前まで迫ったが、最後につぶされてシュートまで行けず。同9分には強烈なミドルシュートを放ったがGKの正面。その後、日本は韓国に押し込まれていく。
とはいえ韓国もシュート精度を欠いており、日本がワンチャンスをものにすればそのまま勝利につながるかもしれないというような試合展開だった。だからこそ、チーム全体で3本しかなかったシュートのうち2本を打った矢島は悔しがった。
今回得た課題を聞かれるとこう言った。「後半(32分)のようなシュートや、(前半6分のような)ターンしたところを決めきるとか。ターンするまではいいけど、その後シュートまで持っていく流れやパターンを、もう一工夫しないとダメだし、もっと落ち着かないといけない」
自分に言い聞かせたいという思いも強いのか、次々と言葉があふれてきた。
(取材・文 矢内由美子)
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