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[プレミアリーグWEST]白熱の首位攻防戦!大阪ダービー制したG大阪ユースが初Vへ前進!!

ゲキサカ / 2014年9月30日 22時13分

 G大阪は左サイドから妹尾が出したラストパスはファーサイドヘ流れてしまったが、これを拾ったU-16日本代表MF堂安律(1年)がターンして体勢を立て直す。そして「ターンした瞬間に味方の選手がくれ、くれって寄って来たのが見えて、相手選手が付いてきていたんで裏取ったらチャンスになると思った。シュート性のクロスみたいな、シュート狙いながら中途半端なボール入れたらチャンスになると思った」と中央へのラストパスを警戒する相手の逆を取る形で堂安が選択したのは左足シュート。判断良く放たれた一撃はC大阪のU-16日本代表GK井上聖也(1年)が反応したものの、クロスを出した後にゴール前までサポートに来ていた妹尾が右足でゴールへ押し込んだ。先制したG大阪はさらに45分、バイタルエリアに入り込んだ堂安へパスが通ると、堂安はスピードを殺さずに仕掛けて右前方へラストパス。これをフリーの妹尾が右足でゴール右隅へ流し込んで2-0とした。

 ハーフタイム、2点ビハインドのC大阪の選手たちに厳しい檄が飛ぶ。指揮を執る村田一弘コーチは選手に託した前半から「後半に関しては前半の緩いプレッシャーを改善させて、介入しました、スタッフが。プレッシャーのスピードだったり、アプローチのスピードがちょっと上がりました。でもその中で精度を上げたいという、ボクらの育成としてのベースですね。それが後半多少できたかなと。だから後半は課題ができたけれど、前半は課題も全く出なかったというのが率直な意見です」。前半欠けていた本来のアプローチ、プレスのスピードが向上したC大阪は後半10分に1点を返す。単騎右サイドを突いた岸本が強引にラストパスを入れると、ボランチの位置から飛び出してきた斧澤が1タッチでゴールへ沈めて1点差とした。

 G大阪に「2点(リード)じゃ足りんと思った」と言わしめるほど加速したC大阪。追撃ゴールの勢いに乗って一気にG大阪を飲み込もうとするC大阪は、直後に岸本が左サイドからPAへ切れ込み、24分にはスイッチして前線へ飛び出したMF沖野将基(3年)がGKと1対1となったが、シュートはU-18日本代表GK林瑞輝(3年)がビッグセーブして得点を許さない。畳みかけたいC大阪だったが、林が「2-1になった時にの強さがある」というG大阪はここからが強かった。梅津監督も「1点取られた後、もっともっとバタバタするかな、追いつかれるかなと思っていましたけれど。落ち着いてできたと思っている。だからメンバー変えず。いつも後半ウチがやられる中で、ウチが頑張って最後跳ね返して1点取れたのは凄く良かったです」と評価。我慢強く相手の攻撃を跳ね返してカウンターからダメ押しゴールを狙ったG大阪は40分、FW中村文哉(3年)とDF松岡秀平(2年)を同時投入する。すると、43分、右タッチライン際で出足良くルーズボールをおさめた市丸が絶妙なアーリークロス。上手くDFの前でコントロールした中村が反転から左足シュートをゴールへ叩き込んだ。

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