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[プレミアリーグWEST]「ダイヤモンドナイン」の頂点に「勝つ」、選手権覇者・富山一は勝って伝統積み上げる

ゲキサカ / 2014年10月1日 14時50分

 3年生たちにも意地がある。富山一では毎年、春に行動指針とも言える「ダイヤモンドナイン」を選手たち自身で決定する。日本一になるために必要な9要素を決め、ダイヤモンド形に並べた「ダイヤモンドナイン」。昨年は最も重視する一番上の頂点に「感謝」という言葉を置き、一番下に「勝つ」を置いていた。だが大塚監督によると、「去年は一番上が『感謝』で一番下が『勝つ』。『感謝』が上にくるからいいんですよね。日本一になるために一番大事なのは『感謝』という。で、今年やったら『勝つ』が一番上に来て。でも彼らに聞いたら、やっぱり『日本一というのをベースにして、さらに自分たち富一の伝統を築いていきたいから、まず優勝、勝つことをベースにしていきたい』と。じゃあ、それで行こうと。そういう意味じゃ、彼らも弱いから自覚持って、1試合1試合勝っていって伝統を積み上げたいと思いがあると思う」

 西村は「弱い分、勝利しなければ去年のチームには近づけないというのがある。そういう意味で一番最初に勝利を持ってきた。その過程で感謝などをするようにしました」と説明する。昨年度の選手権覇者とは言え、まだまだ若い成長途上のチーム。指揮官も「チャレンジャー」であることを強調していたが、選手たちはがむしゃらに勝利を目指していくつもりだ。西村は「ここでどれだけ切り変えていけるか。あともっと分析してもっと強くならないといけない。県民の皆さんとかの期待に応えられるように。プレッシャーはあると思うんですけど、乗り越えていかなければダメですね」。今シーズン、結果の出ていない富山一だが、選手権では勝ちにこだわって、新たな伝統を積み上げる。

(取材・文 吉田太郎)

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