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[選手権予選]崩し、破壊もする“進化した”冬の駒澤大高へ、夏の王者が7発発進:東京A

ゲキサカ / 2014年10月6日 15時9分

[選手権予選]崩し、破壊もする“進化した”冬の駒澤大高へ、夏の王者が7発発進:東京A

[10.4 全国高校選手権東京都Aブロック予選2回戦 駒澤大高 7-0 西高 駒沢第2]

 4日、第93回全国高校サッカー選手権東京都Aブロック予選2回戦が行われ、夏の全国高校総体予選優勝の駒澤大高は都立勢の西高に7-0で快勝。三鷹高と対戦する準々決勝(12日)へ進出した。

 夏の王者・駒澤大高の初戦の対戦相手は、1回戦で昨年度4強の東海大高輪台高を撃破して勝ち上がってきた好チーム・西。だが、試合開始からスタンドの控え部員たちがド迫力の声援を送る駒大高が序盤に幸先良く先制点を奪う。4分、ペナルティアークやや外側の位置でFKを獲得すると、キッカーはMF鈴木隆作(3年)。背番号6がゆっくりと右足を振り抜くと、大野祥司監督が「昨日あれだけヤツと練習したんですよ。助走がこうで、角度がこうでやってやれと。昨日とまったく同じパターンで入って我々もビックリしているんです」と説明した一撃がゴールネットへ吸い込まれる。優勝候補にとって難しい戦いとなる可能性もあった初戦。それも強敵を破って勢いに乗っている西を落胆させる一発で駒大高がリードした。

 駒大高はさらに12分、CB須藤皓生主将(3年)がロングボールを豪快なヘッドで跳ね返すと、これを拾った鈴木がすかさず前線のスペースへ送る。縦パスを絶妙なコントロールで収めたエースFW安藤丈(3年)が左足でゴールへ流し込んで2-0とした。この後も主導権を握った駒大高は2点リードにやや安心したか攻撃で手数を掛けすぎる場面も見られたが、鈴木が「(初戦敗退した全国総体後から)攻撃練習を多くして、きょうとか足元でつないでダイレクトプレーだったり、練習でやってきた面が出てきたのでよかったと思います」という多彩な崩しで西を攻め立てる。ただ、西はCB池田龍(3年)が駒大高の安藤と激しいエアバトルを繰り広げ、CB柴田普天(3年)らがゴール前で身体を張った守りを見せるなど追加点を許さない。

 逆に西は高いキープ力や1タッチでのラストパスなど前線で存在感を放つFW中野正樹(3年)中心に反撃。敵陣でFKを獲得すると、MF服部智也(3年)の右足FKに池田が飛び込み、服部のFKのクリアボールをMF西田将(3年)が右足で狙うなど反撃した。一方の駒大高は前半アディショナルタイムにショートパスをつないで左サイドまで運ぶと、MF山口将広(3年)がDF2人の間を割って入り、PKを獲得。ただ山口が放った左足シュートはゴール右へ外れてしまう。

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