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初先発の武藤、シュート4本も「決められなかったのは課題」

ゲキサカ / 2014年10月11日 2時30分

初先発の武藤、シュート4本も「決められなかったのは課題」

[10.10 キリンチャレンジ杯 日本1-0ジャマイカ デンカS]

 9月の代表戦は2試合とも途中出場だったFW武藤嘉紀(F東京)が代表3戦目で初めてスターティングメンバーに名を連ねた。左ウイングで先発し、後半14分からはセンターフォワードへ。後半29分に途中交代するまで、FW岡崎慎司、FW本田圭佑と並ぶチーム最多タイの4本のシュートを放った。

 9月9日のベネズエラ戦(2-2)で豪快なミドルシュートを叩き込み、代表初ゴール。デビュー戦ゴールとなったMF柴崎岳とともにハビエル・アギーレ監督から「新しい血が注入された」と称賛され、初先発のチャンスをつかみ取った。

「自分で打つところとパスの選択肢がよくなってきたのかなと思う」。自ら積極的にシュートを打つ場面もあれば、味方とのコンビネーションでチャンスをつくるシーンもあった。左インサイドハーフで先発したMF香川真司との連係についても「自分が中、中に行き過ぎて、香川選手のスペースを消すのも良くない。自分が外に出ることで香川選手におさまって、そこから3トップにボールが入ることもあった」と、試合の中で柔軟に対応した。

 反省するのは、やはり無得点に終わったこと。「先発で出られたのはうれしかったけど、数多くあったチャンスを決められなかったのは課題。序盤は特にミスが多かった。緊張もあったし、次、チャンスがあったときにはしっかり決めたい」。2戦連発はならなかったが、試合を重ねるごとに存在感を高める22歳。次はブラジル戦だ。

(取材・文 西山紘平)

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