[選手権予選]主力DF3人欠場で迎えた大一番、第1シード尚志が聖光学院撃破!:福島
ゲキサカ / 2014年10月12日 23時28分
後半29分、尚志は林に代わって投入されていたFW澁谷和平(3年)が左中間で倒されてFKを獲得する。これをMF佐藤凌輔(2年)が中央へ入れると、鈴木が「なかなか入らなかったので、決めた時は嬉しかったです」と距離の長いヘディングシュートを決めて待望の先制点を奪った。これで活気づいた尚志は、同じく交代出場の161cmMF齋藤祐哉(3年)がトリッキーなドリブル、パスでアクセントに。また下のカテゴリーのチームから這い上がってきたという右SB二ツ森慶介(3年)やCB茂木星也(2年)が奮闘するなど、彼らが主力の穴を埋めた。
1-0で勝った尚志の仲村監督は「いい組織ができてきている」。県外選手も多い尚志だが、今年は「昔から尚志を見ていた。ここでスタメン取りたいと思っていた」という稲村や新明、鈴木、佐藤誉ら主力の半数に地元出身の選手が食い込んでいる。東北地区屈指の強豪校には県外からも有力選手が進学してくる中で、尚志への進学を避ける地元選手もいるのは確かだ。それでも「凄く、福島の覚悟を決めるヤツがいる。(県外の選手に対抗して)オマエらなんかにレギュラー取らせねえぞというヤツらがいる。半々くらいでチャレンジしまくって切磋琢磨してという学年」(仲村監督)という今年。切磋琢磨しながら、チーム全体が成長し、誰がピッチに出ても変わらなくなってきたチームは、主力欠場で底力を試された試合で見事に選手層の厚さを見せつけた。怪我人たちが2週間後の準決勝のピッチに立てるかどうか微妙な状況だが、もし彼らがいなくても再び一丸となって白星を掴み取る。
[写真]後半29分、尚志は鈴木(背番号11)が決勝ヘッド
(取材・文 吉田太郎)
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