武藤「仕掛けることで相手との技量差を測りたい」

ゲキサカ / 2014年10月13日 22時55分

武藤「仕掛けることで相手との技量差を測りたい」

 10日のジャマイカ戦で初先発したFW武藤嘉紀(F東京)が、ブラジルの強力CBに対し「積極的に仕掛ける」と誓った。

 武藤にとっては未知のレベルであるブラジル。しかし、相手も自分の特長を知らないという利点がある。

「まずは最初に仕掛けてみたい。失敗するにせよ、成功するにせよ、積極的に行かないで消極的に行ってしまうと、自分と相手との技量の差は測れない。そこは積極的に行くことで、感じたいと思っている」

 ジャマイカ戦では身体能力の高い相手DF陣に対して、フィジカル部分で負けたという反省があった。

「こないだはドリブルで相手の前にしっかり入り切れなかったので、後ろから来る選手に弾き飛ばされたりという部分があった。今回の相手もたぶんスピードはある。しっかり体を前に入れ切ってドリブルしないといけない」

 フィジカルだけではない。ブラジルの場合は「技術や守備の面で絶対に技量的に上だと思う」と断言する。裏を返せば、相手との駆け引きなど、頭を使ったプレーも必要になるという認識だ。だが、武藤が考えているのはあくまで真っ向勝負。「格上の相手ですし、今まで経験していない実力の選手達とやるわけなので、実力以上のものを出さないといけないと思う」と闘志を表に出す。

 ただ、やるからには世界トップクラスの相手とはいえ、得点に絡むイメージはしっかり持っている。「相手は前の選手の切り替えが遅い分、SBも上がりきっていたら、そのあとのカウンターがチャンスになる。(CBの)2人対自分たち(3人)という状態になることが多いと思うので、そこでしっかり切り替えていきたい」と話すように、逆カウンターがまずは狙い目だ。

 ジャマイカ戦ではPA内でのプレー選択がスムーズになったことに手応えと成長を感じた。

「パスを出すか自分で行くかという選択は相手も迷うと思う。早めに打ち切るか。最終的にラストパスで終えるのかというのは自分の持ち味だと思うので、そこで何とか得点に絡みたい」

 ジャマイカ戦で感じた手応えをさらなる自信に変えていきたいと期している武藤。伸び盛りの22歳に、ブラジルとの試合はこれ以上ない成長の場となるはずだ。

(取材・文 矢内由美子)

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