[国体少年男子]大分県が周囲の評価覆すPK戦勝利!静岡県は初の2年連続初戦敗退・・・
ゲキサカ / 2014年10月18日 3時23分
後半終了間際はオープンな展開となって互いがチャンスをつくり合う。大分は後半35分、交代出場のMF末永佳希(大分U-18、1年)が左サイドを突破。その折り返しを吉平が合わせるが、静岡は左SB宮本英治(JFAアカデミー福島U18、1年)がブロックする。直後に静岡は下口の縦パスでFW中野優太(清水ユース、1年)が抜け出してGKと1対1となったが、大分GK真木がタイミング良く間合いを詰めてキャッチ。スコアは延長戦でも動かずにPK戦へ持ち込まれた。そして5人目の攻防で決着がついた。
大分の選手たちにとっては周りの評価を覆す会心の勝利だ。真木は「まさか勝てるとは思わなかった。行く前に『どうせ負けるやろ』と言われたりして、そういう意味では勝ちたかったです」と笑顔で語り、小手川も「(メンバーから落選して)ここに来たくて来れなかった選手たちのことを考えたら『キツイから走れない』とかいうのは簡単にはできない。周りの関係者からすると、静岡が勝つのが妥当だったと思います。でも自分たち失うものは何もなかったので、チャレンジャー精神で泥臭く、どんな形でもいいから勝てればいいと思ってやっていた。それが勝ちに繋がった。個で見たら静岡の方が上だったので全員で戦いました」と喜んだ。
サッカー王国・静岡に土をつけた喜びも束の間、18日には2回戦が行われる。小手川は「キャプテンという立場なので、自分が引いてしまったら終わりだし、自分が先頭に立って行くという強い意思を持っていく。(出られない選手たちから)『俺の分まで』というメッセージたくさんもらったので、応えられるように明日も身体張っていきたい」。静岡撃破の大分が、躍進へのスタートを切った。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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