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[国体少年男子]難敵・青森県に4-0快勝!初優勝狙う大阪府が好発進

ゲキサカ / 2014年10月18日 21時39分

 青森は27分、中央でのスルーパスで抜け出したMF高橋壱晟(青森山田高1年)が右足シュート。さらに30分には懐深いボールキープからのパスで金森とワンツーを完結させた高橋が再び決定的な右足シュートを放った。だがこれは大阪GK稲垣佳祐(大阪桐蔭高1年)が横っ飛びでキャッチして得点を許さない。

 青森は後半開始から快足FW鳴海彰人(青森山田高1年)を投入。いきなり2分に敵陣深い位置でFKを獲得し、6分にも左サイドを切り裂いた鳴海のスピードとMF黒田凱(青森山田高1年)が立て続けに投じたロングスローなどで追撃ゴールへもぎ取ろうとする。だが大阪は10分、堂安のスルーパスから斧澤がクロスバー直撃の右足シュート。連続攻撃から最後は松本のスルーパスで抜け出したMF食野亮太郎主将(G大阪ユース、1年)が右足でゴールを破った。その後も多彩な攻撃で決定機をつくり出した大阪は27分にも左サイドから永井、MF上畑佑平士(C大阪U-18、1年)が絡んだ崩しから最後は抜け出した斧澤が左足で豪快にゴールを破った。

 右SBとして高い攻撃意欲を見せた伊東伶惟(大阪桐蔭高2年)が「監督が言っているサッカーは後ろでゆっくりやるのではなくて前でやるサッカー。少しはできたかなと思います。監督はまだまだと。ボクらもまだまだだと思うんですけど、どんどん良くなってきている」というように大阪は手ごたえを感じさせる4-0発進した。過去6年間は準優勝4回、3位1回、4位1回。悲願の初優勝を狙う大阪にとって今大会は、「優勝しかない」という周囲からの期待、重圧の中でのトーナメント戦となる。ただ永野監督は「勝ちにこだわるとブラジルみたいになってしまうのかなと。夏にデュソー(クロード・デュソー氏、元フランス国立サッカーアカデミー校長)さんが来てくれて子供たちの面倒も見てもらった。『いいサッカーをしよう』『本当のサッカーをやれ』、そういう話をして頂いた。ちゃんと相手を見て、ちゃんと計画を持って組み立てていくことだったり、時には若々しさだったり、エネルギッシュさであったりとか、彼らに伝えること、それでいいサッカーをすること。もちろん、みんな最後まで全力で守らないといけない。それを言われて、絶対いいサッカーをして最後まで行くようにしようと」。まずは「いいサッカー」をすることにこだわる。その結果、初の日本一を手にする。

[写真]前半17分、大阪はFW松岡がヘディングシュートを決めて2-0

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体2014」特集ページ

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