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「あれはすごかった」千葉FW森本貴幸の“キャノン砲”に感嘆の声

ゲキサカ / 2014年10月19日 20時8分

[10.19 J2第37節 千葉2-1大分 フクアリ]

「あと5試合ありますが、全勝出来るように頑張りますので、応援よろしくお願いします」。試合後、スピーカーを手にしたFW森本貴幸は、劇的勝利の歓喜に沸くサポーターをさらに盛り上げた。

 これぞストライカーの嗅覚だ。ジェフユナイテッド千葉は同点に追いつかれた直後の後半45分、MF佐藤健太郎の縦パスを受けた森本が迷わずエリア外からゴールを狙う。「最後まで(ボールが)来るという確信を持ってプレーしていた。気持ち込めて打った」。左足から放たれた“キャノン砲”は、GK武田洋平の手を弾き、ゴールネットに突き刺さった。

 会場のどよめきを呼んだスーパーゴールにチームメートも感嘆の声をあげる。先制点を決めたMF谷澤達也が「あれはすごかったですね」と唸れば、関塚隆監督も「今は非常にいい状態だと思う」と称えた。

「本当にこの勝ち点3は大きい。3連勝ですし。あと5試合ありますけど、もっといいトレーニングして、結果が出せるようにしたいです」

 3戦連続弾で今季のゴール数を8に伸ばした森本。チームもエースが決めれば、7試合敗けなしと、完全に結果と結びついている。「僕が点を取って、チームを勝たせたい」。26歳FWの鋭い眼光は、早くも次のターゲットを捕えているようだった。

(取材・文 児玉幸洋)▼関連リンク
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