スタンダール川島のキャッチミスから先制点…不甲斐ない試合にサポ暴れて中断する場面も
ゲキサカ / 2014年10月19日 23時45分
[10.19 ベルギーリーグ第11節 スタンダール・リエージュ1-2ズルテ・ワレヘム]
ベルギーリーグは19日、各地で第11節を行った。日本代表GK川島永嗣とFW小野裕二の所属するスタンダール・リエージュはホームでズルテ・ワレヘムと対戦し、1-2で敗れた。川島は先発フル出場したが、前半21分にキャッチミスから先制点を許してしまった。ベンチスタートとなった小野は後半32分から途中出場した。
スタンダールは思わぬ形からズルテ・ワレヘムに先制点を許す。攻め込まれる時間が続いた前半21分、左からのクロスを川島が飛び出してキャッチしに行く。相手と競り合いになったわけではなかったが、川島がまさかのファンブル。これをFWテオ・ボンゴンダに押し込まれ、川島のミスから先制点を献上した。
反撃に出るスタンダールは前半41分、MFアドリアン・トレベルがドリブルで仕掛け、ゴール正面から右足ミドル。これはGKのブロックに遭い、こぼれ球にFWホナタン・ビエラが反応したが、胸トラップからの右足シュートもGKの好守で同点ゴールとはならなかった。
1点ビハインドで迎えた後半3分には、MFポール・ジョゼ・ムポクがPA手前左側から強烈ミドル。これはGKの横っ飛びセーブで弾き出され、これで得たCKからDFイェレ・ファン・ダンメが打点の高いヘディングシュートを見せたが、枠上に外れる。同13分には途中出場のFWイゴール・デ・カマルゴにこの試合最大の決定機が訪れたが、右足シュートはゴール右へと逸れ、1点が遠い。
すると、後半34分、不甲斐ない試合にスタンダールサポーターがスタンドの椅子を壊してピッチに投げ込む。これにより試合が一時中断。選手も一旦はドレッシングルームまで引き上げた。その後、約10分間の中断を経て試合は再開され、両チームが1点ずつを加えたが、終了間際に再びサポーターがスタンドの椅子を投げ込み、そのまま1-2で試合終了。スタンダールは今季2度目の連敗を喫した。
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