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[国体少年男子]「彼らは素晴らしい選手」個性磨いた神奈川県が5年ぶりの全国制覇!

ゲキサカ / 2014年10月22日 15時49分

 逆に群馬は21分、交代出場ながら2試合連続で決勝点を奪っている「切り札」FW落合太輝(桐生一高1年)を投入。その落合は27分、右アーリークロスからDFとのスピード勝負を挑んで左足を振りぬく。だが神奈川は最後までDFが身体を寄せ続けて力のあるシュートを打たせない。神奈川は29分に西川に代えてMF石原広教(湘南ユース、1年)を投入。だが31分に中盤の柱である田中が2枚目の警告を受けて退場してしまった。数的優位を得て勢いづいた群馬は、直後の右FKを尾ノ上が蹴り込むと、神奈川DFのクリアボールがあわやオウンゴールに。3分間が表示されたアディショナルタイムには「ここからだぞ!」の声の中、力を振り絞って神奈川ゴールを攻め、神奈川のカウンターを受けても身体を張ってシュートまで持ち込ませない。だが37分に綿引の左クロスがファーサイドの吾妻にまで通ったが、山本監督が「(攻撃力が際立つが)彼らは実はGK中心に粘り強い守備ができる子たちなんです。(1点を争う展開に)そうなっても負けません」と説明する神奈川はMF服部の渾身の守備によってシュートを打たせず。直後に試合終了の笛が鳴り響いた。

 神奈川の主将を務めた千田は「みんなリーダーシップを持っていて、オレは後ろから見ていて声をかけないといけないですけど、オレがCBに声をかけて、CBがその一個前に声をかけて、CBがボランチにかけた声をまた一個前にかける。全員がリーダーシップをとってやっていたのが良かったと思う」。神奈川は個々の技術に優れているだけでなく、リーダーの集まりでもあった。神奈川は神奈川大や桐蔭横浜大といった県内の大学生たちと練習試合を重ねるなど、トレセンでは積極的に個の部分を磨いてきた。山本監督は「去年の段階は高校生と十分にできるようにならなければおかしいし、高校生になったら大学生相手に主導権を握れるようになったり、やらないと日本一は獲れないというつもりでやっていた。彼らもそのつもりでやっていた。(大学生相手に)主導権は握れていなかったけれど、それでも日本一を獲れました(微笑)」

 この後は各チームに戻り、県内のライバルとして切磋琢磨する。渡辺力は「このチームなら(全国制覇)できると思っていた。ここ(日本一)を目指して練習してきた。(今後)高いレベルを目指して練習して。(神奈川県選抜の仲間とは)敵になっちゃうけれどデカい舞台でまた会えたらいい」。目標はJリーグ、そして日本代表。神奈川の各選手は磨いてきた個性をまだまだ磨いて将来、光らせる。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体2014」特集ページ

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