[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.9]神奈川県DF常本佳吾(横浜FMユース、1年)
ゲキサカ / 2014年11月14日 14時42分
DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」
[10.21 国体少年男子決勝 神奈川県 1-0 群馬県 雲仙市国見総合運動公園多目的芝生広場]
圧倒的な攻撃力でU-16の都道府県日本一に立った神奈川県だが、その攻撃力を支えていたのは間違いなく個々の運動量だった。中盤でセカンドボールを回収し続けたMF齊藤未月(湘南ユース、1年)や後半になっても再三トップスピードで右サイドをアップダウンし、決定機を演出していた右SB常本佳吾(横浜FMユース、1年)のプレーも印象的だった。
特に常本は後半27分、2試合連続決勝ゴールを挙げていた群馬県の「切り札」FW落合太輝(桐生一高1年)にスピードで振り切られそうになりながらも最後まで諦めずに身体を寄せてスライディングタックル。準決勝では同じような形から決勝点を挙げていた落合だが、常本の必死の守りの前に強いシュートを打ち切れず、ボールはGK千田奎斗主将(横浜FMユース、1年)の両腕の中に収まった。常本は「自分の持ち味は体力やアグレッシブさだと思う。相手が嫌がるようなプレーできた」と納得の表情。その運動量やチームメートに厳しい言葉をぶつけて鼓舞する姿勢は優勝した神奈川に欠かせなかった。
常本にとって走ることは普段から意識していること。「走ってひとり剥がしたら、11対10とかつくれるし、相手を抜くことで局面が変わる。自分が動いたことで、自分が走ったことでそこにパスが出なかったとしてもスペースが空く。だから自分は技術よりもスピードや、走って頑張ることを意識しています」。その走りを日本一に結びつけたSBは、1年生ながらすでに出場機会を得ている横浜FMユースでもその力を発揮する。
(取材・文 吉田太郎) 『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。
そして今回、柄本つくしのように、“泥臭くチームのために献身的に走る”全国のサッカープレイヤーを応援していく企画がスタート! 各地の高校世代のゲームの中から、毎週つくしに負けない“熱さ”を持った選手をピックアップしていく。全国のサッカープレイヤーは要チェックだ! 次の“つくし”はキミかもしれないぞ!!▼関連リンク
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