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最下位・徳島のJ2降格が決定…17位C大阪に逆転負け

ゲキサカ / 2014年10月22日 21時26分

[10.22 J1第29節 C大阪3-1徳島 金鳥スタ]

 徳島ヴォルティスのJ2降格が決まった。セレッソ大阪のホームに乗り込んでの一戦は1-3の逆転負け。8試合勝ちなし(1分7敗)で勝ち点13から伸ばせず、5試合を残して16位以下が確定した。今季、四国勢として初のJ1昇格を果たした徳島だったが、1年でJ2に戻ることになった。

 引き分け以下に終われば、他会場の結果に関係なく、降格が決まる徳島は故障明けのFWアドリアーノが6試合ぶりに先発復帰。前節・神戸戦(2-2)は契約の関係で欠場したMFエステバンも2試合ぶりに先発した。前半8分、自陣からの長いFKをFW高崎寛之が頭で落とし、MF衛藤裕が左足でゴールネットを揺らす先制点。幸先よくリードを奪った。

 しかし、C大阪もすぐさま反撃に出る。AFC U-19選手権が行われたミャンマーから19日に帰国したばかりのMF南野拓実からスルーパスを受けたFW杉本健勇がPA内右から浮き球のクロス。これがGK長谷川徹のファンブルを誘い、オウンゴールで同点に追いついた。

 一気に逆転を目指すC大阪だが、前半21分の南野のシュートはゴール右へ。同25分、DF酒本憲幸の右クロスに合わせた杉本のヘディングシュートはGKの正面を突いた。同28分のMF扇原貴宏の左足ミドルもGKに阻まれ、前半は1-1の同点で折り返した。

 徳島は後半15分、ロングボールを高崎が頭で落とし、アドリアーノがフィニッシュまで持ち込むが、右足のシュートはゴール上に外れる。チャンスをつくりながら決め切れずにいると、C大阪は後半24分、MF楠神順平がドリブルでPA内に切れ込んだところでDF藤原広太朗に倒され、PKを獲得。これを楠神が自ら決め、2-1と逆転に成功した。

 C大阪は後半37分、相手のクリアミスから途中出場のFWカカウが押し込み、3-1と突き放す。直後にDF染谷悠太が2枚目の警告で退場となり、数的不利に立たされたが、10人で逃げ切り、3試合ぶりの白星を飾った。

 この結果、最下位・徳島のJ2降格が決定。勝ち点を29に伸ばしたC大阪の順位は17位のまま変わらなかったが、残留圏となる15位まで勝ち点2差となった。

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