[選手権予選]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.5
ゲキサカ / 2014年10月25日 2時18分
MF加藤潤(新潟・新潟明訓高、2年)
「サッカーに対して非常にまじめで、攻守にわたって身体を張れる堅実系ボランチ。パスセンス、ボールコントロールにも長けているだけに、今後より攻撃面で怖さを出せる選手になれれば、一皮むける可能性あり。選手権をその舞台にしたい」
MF高宇洋(千葉・市立船橋高、1年)
「川崎F U-15からやってきたスーパールーキーだ。スピード、テクニック、パワーどれをとっても一級品で、これは元中国代表のサッカー選手だった、父親ゆずりだ。インターハイは怪我で出場できなかった分、選手権でのブレイクに期待」
MF阿部雅志(石川・星稜高、2年)
「9月のAFC U-16選手権では、唯一の高体連の選手として出場。サイドバックとワイドトップで、正確なボールコントロールとクロスを駆使し、活躍を見せた。星稜では正確なパスで、攻撃のリズムを作り出すプレーメーカーとして躍動」
MF伊藤涼太郎(岡山・作陽高、2年)
「かつて青山敏弘(広島)も背負った背番号10を今年から背負い、卓越したボールコントロールと高い戦術理解度を駆使し、攻撃の中核をなしている。現在は前線に飛び出していく質を磨いており、より高い攻撃力を身につけた姿を選手権で見たい」
MF中島成斗(長崎・長崎総合科学大附高、2年)
「スピードがあり、個で打開できる力を持った高速アタッカーだ。昨年は一年生ながら、選手権に出場し、富山一高に敗れたが、才能の片鱗は見せた。今年はさらにスピードに磨きをかけ、2年連続の選手権の舞台を目指している」
FW一美和成(熊本・大津高、2年)
「昨年まではCBだったが、今年からFWに転向。屈強なフィジカルと足下の強さを活かしたボールキープと、前を向いたら積極的に狙っていく姿勢で、インターハイを通じて大きく成長。選手権でも更なる成長が期待されるストライカー」
[写真]安藤氏が注目するプレーメーカー、星稜MF阿部
執筆者紹介:安藤隆人
日本列島、世界各国を放浪するサッカージャーナリスト。育成年代を精力的に取材する“ユース教授”。主な著書は『走り続ける才能たち 彼らと僕のサッカー人生』(実業之日本社)、『高校サッカー聖地物語』(講談社)など▼関連リンク
【特設】高校選手権2014
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