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[選手権予選]北海道大谷室蘭が4年ぶり30回目の全国へ、PK戦で劇的逆転勝利

ゲキサカ / 2014年10月27日 17時40分

 しかし、延長戦も互いに好機を迎えたが、決めることはできなかった。特に北海道大谷室蘭は、延長後半8分に途中出場の池高慧悟が上げた右からのクロスを佐々木北斗がダイビングヘッドで合わせた場面や、平塚のスルーパスから内山竣太がGKとの1対1を迎えた場面など決定機があったが、旭川実もよく粘った。結局、勝敗の行方はPK戦に委ねられた。先攻の北海道大谷室蘭は1本目で主将の深井が失敗。しかし、旭川実も守備の要として体を張っていた吉田翔がクロスバーに当ててしまい失敗。同点で迎えた5本目、北海道大谷室蘭はキッカーの中島が決めると、GK引間雄大が相手のキックを見事にセーブ。逆転で勝利をもぎ取った。

 主将の深井は、コンサドーレ札幌で活躍している深井一希の弟。「兄はクラブユースでやっていたし、選手権は高校の大会だから違う道だけど、僕自身は全国大会に出るために大谷室蘭に来た。3年目で優勝できて良かった。ここに来て良かった」と喜び、全国大会に向けては「僕たちは守備で粘り強くやって失点をしないことが持ち味。全国大会でも失点をせずに勝ち上がりたい」と4戦1失点で勝ち切った北海道予選と同様に堅守で挑むことを宣言した。北海道大谷室蘭は2年前に校名を室蘭大谷から改名。新しい名前では全国大会初挑戦となる。新たな名前で新たな歴史を刻めるか注目だ。

[写真]相手の攻撃を阻む北海道大谷室蘭DF深井祐希。北海道を代表する名門校が堅守を武器に全国へ挑戦する

(取材・文 平野貴也)▼関連リンク
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