[MOM1170]明秀日立DF石瀧翼(3年)_初V達成へ欠かせない鉄壁の「石瀧ツインズ」兄

ゲキサカ / 2014年10月30日 17時47分

[MOM1170]明秀日立DF石瀧翼(3年)_初V達成へ欠かせない鉄壁の「石瀧ツインズ」兄

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.29 全国高校選手権茨城県予選3回戦 土浦一高 0-6 明秀日立高 ツインフィールド]

 初優勝を狙う明秀日立高は攻撃陣がファインゴールを連発して6発発進。一方で守備陣は萬場努監督が厚い信頼を置く石瀧翼と石瀧隼(ともに3年)のCBコンビ、「石瀧ツインズ」中心に土浦一高のスピードある攻撃を封じ切った。特に指揮官は「ピンチになりかけていた部分を潰していた」と主将の石瀧翼をマン・オブ・ザ・マッチに挙げた。

 この日は一度ビッグチャンスをつくられたこともあり、石瀧翼は自身のプレーに満足していなかった。それでも随所で1対1の強さを発揮。素早い展開からボールを運んできた土浦一をPAに侵入させなかった。そして石瀧翼は「数的不利でも、1対1になっても遅らせて仲間の戻りを待つみたいな、そういうところがちゃんとできたと思います。(初戦で)ディフェンスラインも硬さがあったと思うんですけど、(意識を)統一してできたと思う。上手く相手の出所を潰せたのでそこは良かった」と納得のコメント。「ゲーム全体を通してみると、(チームとしては)悪くなかったという印象ですね」と頷いていた。

 全国総体予選では準決勝で2ゴールを挙げてチームを決勝へ導いたが、決勝では集中力が一瞬欠けたところで1点を奪われて競り負けた。そこから取り組んできたことは運動量を上げること。「全体的にコンパクトにできるように運動量を上げるようにしましたね。走って、走って。(現在は鉄壁に)なってきましたね。きょうも無失点で終わったので良かったです」。攻撃面でも周囲との連係を高めて、ボールの受け方やパススピードにこだわってきた。攻守に手ごたえを感じて選手権を迎えることができている。

 幼少の頃から一緒にプレーしてきた弟、隼は卒業後の進路が別々になる予定。同じチームで本格的なサッカーをするのは選手権が最後となりそうだ。「ちょっと悲しい部分もあるんですけど、それはいつか来ると思っていた。大切にしていきたいですね」。一日でも長く隣でプレーできるように勝ち進むだけだ。「(明秀日立の)みんなとのサッカーも大切にしていきたいですね。そういうことも思って、夏からチーム内でも(試合での)上下関係なくして意見を言いやすいようにしてきた」という。結果2年生が台頭するなど、チームは選手層が厚くなってきている。

「自分たちが入って先輩たちに要求してもらって1年生の時にインターハイ優勝ができた。あの最高の舞台を後輩にも経験させてあげたいので優勝したい」。弟、仲間、そして後輩たちのためにもゴールを守り、勝ち続ける。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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