スーパーヒールリフト弾でFP室田が12月の代表入りを勝ち取る! ミゲル監督「呼ばざるを得ない」
ゲキサカ / 2014年10月30日 18時9分
日本サッカー協会は30日、フットサル日本代表が12月に行う親善試合の対戦相手が、クロアチア代表に決まったことを発表した。フットサル日本代表が国内で親善試合を行うのは、今年5月にアジア選手権連覇を決めてから初めてのこと。発表会見に臨んだミゲル・ロドリゴ監督は、この親善試合について「アジア選手権優勝のお祝いのような位置づけで、フットサルを盛り上げる楽しめるものになればと思います」。「ほぼほぼアジア選手権のメンバーに近い、同様のものになる」と言い、アジア選手権で連覇を飾ったメンバーを中心に招集することを明かした。
親善試合が12月ということもあり、今回は具体的な招集メンバーの発表はなかった。ただ、一人だけメンバー入りの確約をした選手がいる。アジア選手権に出場していなかったFP室田祐希(エスポラーダ北海道)だ。
「一人だけ公言できるのは、ヒールリフトでゴールを決めた室田祐希。あれだけ動画で200万人以上の人に見られていたら、彼は呼ばざるを得ない」と、ミゲル監督は言う。室田は、先日行われたコンチネンタル杯2014のグアテマラ戦で、ヒールリフトでゴレイロの頭上を抜く鮮やかすぎる代表初ゴールを記録。動画サイトに投稿されたこのゴールシーンの動画は、全世界で170万回以上再生されており、ミゲル監督の母国スペインでも、最も人気のあるスポーツニュースのトップで、このゴールが紹介されたという。
室田のゴールはコチラ
室田のスーパーゴールを生で見た感想を問われたミゲル監督は「あまり心は動かなかったです。逆に何をしでかしてくれたんだと、怒るかどうか考えました」と真顔で言った後、一気に表情を崩し、「ウソウソウソ、ジョウダン、ジョウダン」と日本語で笑顔を見せた。
指揮官の本心は、こちらだ。「ああいう決断力のあるプレー、思い切りのあるプレーをのびのびするように、自分の力を出すように背中を押しながら指導してきました。それをやってのけてくれたことに、大いに称賛したいと思います。ただ、試合中だったので、そのときに『すごいじゃないか!』とやらなかったのは、事実です。すぐ、その後のプレーで交代させたくらいです。試合後は、『すごかったね』と伝えました」と言い、「世界的なスター選手であるファルカンやFリーグにもいたリカルジーニョが、得意としていたようなプレーです。ああいう選手たちのプレーを間近に感じる人たちが出てくれば、ああいうプレーをする日本人選手も出てくるんじゃないかと思っていました。冷静になって考えたら、『生まれるべきして、生まれたゴール』という感覚もあります」と、日本人選手の技術が上がっていることを示唆した。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
大学サークル、サテライト経て…ついに日本代表入り 異例の抜擢に「びっくり」、夢掴んだ苦労人
FOOTBALL ZONE / 2024年9月14日 17時30分
-
「コミュニケーションを取っていた」7カ月ぶりに日本代表復帰の伊東純也は離脱中も森保一監督と連絡、前回の最終予選は4戦連発も「やるべきことをやっただけ」
超ワールドサッカー / 2024年9月3日 19時55分
-
パリ五輪組から2人を招集も…「まだ力ある選手いる」 森保監督が語る“期待と狙い”
FOOTBALL ZONE / 2024年8月30日 8時30分
-
日本代表 北中米W杯アジア最終予選メンバー発表、森保一監督会見要旨
ゲキサカ / 2024年8月29日 18時48分
-
前人未踏7冠へ、王者レアルの懸念材料 指揮官と記者が指摘「負ける可能性もあった」「疲弊する」【現地発コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月22日 7時40分
ランキング
-
1【ラグビー】日本代表が格上サモアに圧勝 懐疑論あったエディーHCに称賛の声「やっぱり凄い」
東スポWEB / 2024年9月15日 17時58分
-
2北口榛花 逆転でDLファイナル2連覇に歓喜の声「ドラマチック」「スマイルが最高」
東スポWEB / 2024年9月15日 10時7分
-
3ヤクルト村上の超特大弾に“衝撃事実” 東京Dは看板の上、屋外だと…「こういうの知りたかった」話題
THE ANSWER / 2024年9月15日 15時56分
-
4優勝へ黄信号、ド軍に“警告” 迫るパドレス…ナ西地区は「まだオープンのまま」
Full-Count / 2024年9月15日 19時25分
-
5【“なかった”ことに】羽生結弦の元妻「消された出会いのきっかけ」に込めた覚悟
NEWSポストセブン / 2024年9月15日 11時15分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください