[MOM1171]水戸桜ノ牧DF飯村惣駿(3年)_最終ラインで光る攻撃者
ゲキサカ / 2014年10月30日 19時50分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.29 全国高校選手権茨城県予選3回戦 水戸桜ノ牧高 4-0 藤代紫水高 ツインフィールド]
水戸桜ノ牧高は初戦となったこの日、FW池田諒介が2得点をたたき出し、中盤ではMF小森翔平が落ち着いたボールコントロールで何度もDFのマークを外して攻撃につなげるなどチーム、そして個々の良さが目立った。中でも存在感を発揮していたのが、10番を背負う右SB飯村惣駿主将(3年)だ。特に対人プレーで強さを発揮するDFだが、中学まではトップ下の選手。いざ攻撃に移ると、その攻撃精神に火が付く。後半、体力的に苦しい時間帯でも右サイドを何度も駆け上がって突破を図り、クロス。立ち上がりの3得点の後、チームの崩しがやや精度を欠く中で、その馬力十分の攻撃参加は間違いなく水戸桜ノ牧を後押ししていた。
馬力、迫力のある突破に加えて、強烈なミドル弾にも注目の攻撃的SBは「スピードを活かした攻撃力のあるドリブルだったり、その後のクロスを課題としてやっていた。それをこういう大きな舞台で発揮できるように意識してやっていました」と説明する。総体予選準決勝敗退から「2-2に追いついた時の気持ちの持って行き方がキャプテンとして考え方が甘い」と感じた部分をチームメートと話し合いながら改善に取り組み、長所を磨いてきた。「(特長的な武器が身に着いた要因は)日ごろの練習が一番だと思う。インターバルの走りは得意でもあったので、練習でどれだけ伸ばしていくか考えてやってきた」。その成果をピッチで表現している。
飯村は「(個人的には)判断力だったり、クレバーなプレーが少ないかなと思っている。(チームは)個性派が多いですけど、ずば抜けたスキルが高いという意味ではいない」と認めるようにチーム内に突出した選手はいないかもしれない。ただ、県優勝を争う戦いで光る武器を持っている選手たちがいる。藤田巧監督は「楽しみな選手たちではあると思いますが、この大会を通して1試合1試合成長してもらいたいと思っています」。そのひとりである飯村は「全国大会出場と全国大会勝ち進むという事を目標にやってきた。チャレンジャー精神でチームを引っ張って行って、勝ち進んでいけたらいい」と大会中に成長して、チームとともに全国舞台で勝ち上がることを誓った。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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