[選手権予選]2年ぶり全国へ、後半押し込まれるも作陽が岡山学芸館退ける:岡山

ゲキサカ / 2014年11月1日 22時59分

[選手権予選]2年ぶり全国へ、後半押し込まれるも作陽が岡山学芸館退ける:岡山

[11.1 全国高校選手権岡山県予選準々決勝 作陽高 1-0 岡山学芸館高 美作ラグビー・サッカー場]

 第93回全国高校サッカー選手権岡山県予選準々決勝が1日に行われ、今年の全国高校総体に出場した作陽高は、1-0で岡山学芸館高に勝利。作陽は11月2日の準決勝で倉敷工高と戦う。

 良い時間帯に先制しながらも、終わってみれば、その1点のみでの辛勝。野村雅之監督が「後半は、ずっとペースを握られた」と振り返った通り、作陽は相手の攻勢に耐える時間が長かったものの、2年ぶりの出場に向けて一歩前進した。

 野村監督が「イメージ通りだった」と振り返った前半の作陽は、攻守の切り替えの早さで相手を上回り、ボールを支配して優勢に進める。14分(40分ハーフ)には、相手守備陣の寄せが一瞬、遅くなった隙を突いて、FW美馬翔太(3年)が約25mの距離から右足を一閃。ゴール左下を突いた低い弾道のシュートが鮮やかにネットを揺らし、早々と均衡を破った。

 ただ作陽は、その後にカウンターなどで何度か追加点のチャンスがあったものの、決めることができず。優勢に進めながらも決め手を欠き、1点のみのリードで前半を終えた。

 迎えた後半は、試合の流れが一変する。高原良明監督がハーフタイムに「ボールに対して厳しくいこう」と指示を送った岡山学芸館は、キックオフ直後から選手たちが忠実に実践。球際の競り合いで譲らず、奪ったボールを前へ前へと運んで圧力をかけると、前半は1本もなかったCKを連続で獲得するなどして押し込んだ。

 だが岡山学芸館は、敵陣でのプレー時間は増えたものの、あと一歩のところでゴールを奪うことができない。後半12分にCKからキャプテンのDF奥山瑠偉(3年)がヘッドで狙ったシュートは、クロスバーをかすめて決まらず。その後も左サイドを中心に攻め込んだものの、交代出場のFW竹田そら(2年)のヘッドも、わずかに右に外れるなど、どうしても1点を奪うことができなかった。

 結局、そのまま1-0で試合終了。辛くも逃げきった形の作陽は、後半の40分間は岡山学芸館の勢いに押されて攻め込まれる時間が長く、追加点のチャンスもわずかだった。とはいえ、野村監督は「試合内容は良くなかったけど、しんどい時間帯をしのぎ切ったのは、チームが成長している証拠かな、と思う」とも語り、粘り強く結果をつかんだ選手たちを称えた。

 一昨年は全国ベスト8に進み、9年連続出場の大本命と目されていた昨年は、決勝で玉野光南高にPK戦負け。悔しさを胸にリスタートを切った名門が、出場権奪回まで、あと2勝とした。

[写真]U-17日本代表MF伊藤擁する作陽は苦しみながらも4強進出

(取材・文 石倉利英)▼関連リンク
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