逆転負けを悔やむ香川「最後に仕留めてきた」
ゲキサカ / 2014年11月2日 15時35分
[11.1 ブンデスリーガ第10節 バイエルン2-1ドルトムント]
ブンデスリーガは1日、第10節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でバイエルンと対戦し、1-2で敗れた。これで5連敗となり、7試合勝ちなし(1分6敗)。順位も2部との入れ替え戦ラインの16位に後退した。
前半31分、香川がワンタッチで右サイドのスペースに展開。FWピエール・エメリク・オーバメヤンがスピードを生かして駆け上がり、クロスボールをMFマルコ・ロイスがヘディングで流し込んだ。
鮮やかなカウンターからの先制点。その起点となった香川は「取ってからの速いカウンターは僕たちの武器でもあるし、それが表れたのは良かった」と振り返る。
「前半はシャビ・アロンソに対してどんどんプレッシャーをかけて、それがうまくハマっていたところもあった。それによって(自分たちの)裏のスペースが空く分、相手にそこを使われることもあったけど、比較的、自由にやらせてはいなかったと思う」
バイエルンの攻撃の起点となるMFシャビ・アロンソから自由を奪い、素早いカウンターからチャンスをうかがう。前半はある程度、狙いどおりの試合運びができていた。しかし、後半に入って戦い方を変えてきたバイエルンに対し、うまく対応し切れなかった。
「後半、相手が2センターバック気味になって、なかなか守備で(プレッシャーの)行きどころが見つからなくて苦労した」。相手のシュートミスもあり、押し込まれながらも1点リードで耐えていた。「相手がチャンスをつくりながら外していたので、自分たちに流れが来ているのかなと思ったけど……」。しかし、バイエルンはそんな甘い相手ではなかった。
バイエルンは後半25分にMFフランク・リベリを投入し、そのリベリが2ゴールを演出。香川としては、自身の交代後の逆転負けだった。「相手もすごく多くのチャンスをつくっていたし、最後に仕留めてきたなと思った」。最後はそう言って王者を称えるしかなかった。
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