[選手権予選]ルーテル学院が延長戦で昨年度代表校・熊本国府撃破:熊本

　一方、得点を取るしかなくなった熊本国府は同8分にMF内野真滉(3年)とFW安部泰祐(3年)を投入し、延長後半に入るとCB冨田晃一郎も最前線に上げ最後の猛攻を仕掛ける。しかし、効果的な攻撃へとは繋がらず、得点を奪うことが出来ない。残り時間を守り切ったルーテル学院がシュート数は3本ながらも、準決勝への切符を掴んだ。
　
　ルーテル学院は準決勝で秀岳館高と対戦する。攻撃の形が作れなかった熊本国府戦を終えて、ルーテル学院の小野監督は「中原はあんまりコンディションが上がって来ていない。それでも、今日は一生懸命走っていたけど」とエース中原の状態が上がって来ていないことを気に掛けていた。中原自身も「1週間でしっかり準備して万全な状態にしたい」と復調を誓っており、準決勝までには調子を戻す決意。彼が復調すれば、ルーテル攻撃陣が強力なものとなることは間違いない。それだけに、個々として、チームとしてしっかりと準備をして、準決勝では最高のパフォーマンスで白星を掴み取る。

(取材・文 松尾祐希)▼関連リンク
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