選手選考から結果重視にシフト…アジア杯前ラスト2戦へ「勝ちに行く」
ゲキサカ / 2014年11月5日 19時40分
日本代表のハビエル・アギーレ監督は5日、都内で記者会見を行い、14日のホンジュラス戦(豊田ス)、18日のオーストラリア戦(ヤンマー)に臨む日本代表メンバーを発表した。
アギーレ監督は来年1月にオーストラリアで開催されるアジア杯前ラスト2試合に向けて、結果にこだわる考えを明らかにした。「この2試合は何かを試すわけではない。勝ちに行く」。指揮官は力強く言い切った。
9月の2試合、10月の2試合ではアジア杯に向けた選手選考をメインテーマに掲げてきた。10月14日にシンガポールで行われたブラジル戦前日には「現在はアジア杯に向けて選手を選考している時期。選手を見つけることが最優先になる」と明言。実際、FW本田圭佑やDF長友佑都をベンチに置き、FW小林悠、MF森岡亮太、MF田口泰士の3人が国際Aマッチ初先発を果たすなど、先発11人中、7人が国内組という編成で臨んだ。
ブラジル戦後、選手起用の意図について「選手たちのキャラクターを見るためだ。アジア杯に向け、重要な責任のある場に挑めるかどうかというところを見た」とあらためて説明した指揮官は「今日は私にとって重要な試合だった。こういった逆境の中で選手を見ることができた」と語っていた。
そして今回、10月のメンバーからはFW柿谷曜一朗、FWハーフナー・マイク、MF細貝萌、MF田中順也、森岡、DF水本裕貴、DF長友佑都、DF西大伍、DF鈴木大輔、GK権田修一の10人が招集を見送られた。長友、権田は故障の影響とみられ、細貝に関しては「彼のことはこれまで直に見て、よく分かったということ」と例外的に言及したが、ブラジル戦に出場した森岡、田中、柿谷、鈴木も選外となった。
「チームのベースは私の頭の中にでき上がっている。しかし、それがこのリストそのままというわけではない」。今回、落選したからアジア杯メンバーからも漏れるということに直結するわけではないにしても、2度の合宿でメンバーの絞り込みが進んでいるのは確か。「アジア杯に向けたチームの80%、90%は決まっている」と明言した。
一方で「私の中で1点、2点考えないといけないポジションがある」と、まだ数人は熟慮中のようだ。その意図を「特定のポジションのことではなく、複数のポジションをこなせる選手を探している」と説明したアギーレ監督。「アジア杯に向かっていく、そして優勝を目指して戦うチームのベースはできている。11月の2試合はしっかり勝利をおさめ、自信を持ってオーストラリアに行けるようにしたい」と、年内ラスト2試合の連勝を誓った。
(取材・文 西山紘平)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
パリ五輪18人「最強メンバー」考察 久保建英、OA枠入り布陣大胆予想…U-23アジア杯組“当確”は?【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年5月5日 10時30分
-
6月のW杯2次予選も主力中心のメンバー選考へ! 欧州視察終えた森保監督「可能な限り試していきたいが…」
ゲキサカ / 2024年4月30日 21時40分
-
U-23小久保玲央ブライアンが台頭 それでも森保監督に鈴木彩艶の起用を推したい訳【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月27日 7時40分
-
J1磐田の控え組“下剋上”なるか? ルヴァン杯で好アピール…スタメン浮上し得る3人【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月20日 7時20分
-
日本vs北朝鮮 試合記録
ゲキサカ / 2024年4月11日 11時48分
ランキング
-
1宮城大弥 左大胸筋損傷で登録抹消 オリファン衝撃「終わったな…」「由伸、福也戻ってきて」と落胆の声
iza(イザ!) / 2024年5月10日 16時28分
-
2【ロッテ】佐々木朗希、自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目「思うように投げられなかった」…自己ワースト5四球
スポーツ報知 / 2024年5月10日 22時26分
-
3【ロッテ】連勝は4でストップ エスコン初先発の佐々木朗希が自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目
日テレNEWS NNN / 2024年5月10日 21時13分
-
4止まらぬ日本企業のドジャースとのスポンサー契約「大谷翔平は金儲けの機械だ」
東スポWEB / 2024年5月10日 14時28分
-
5村上佳菜子「大事な弟」宇野昌磨の引退発表にエール…「お疲れ様だよ!」「命かけてお互い練習してきた」
スポーツ報知 / 2024年5月10日 10時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください