[選手権予選]窮地で見せた一体感と力強さ、流通経済大柏が劇的V弾で逆転勝ち!:千葉

ゲキサカ / 2014年11月6日 16時33分

[選手権予選]窮地で見せた一体感と力強さ、流通経済大柏が劇的V弾で逆転勝ち!:千葉

[11.2 全国高校選手権千葉県予選準々決勝 柏日体高 1-2 流通経済大柏高 東総運動場]

 第93回全国高校サッカー選手権千葉県予選は2日、準々決勝を行った。プレミアリーグ勢の流通経済大柏高と関東大会予選準優勝の柏日体高との一戦は、後半アディショナルタイムにFW福井崇志(3年)が決めた決勝点によって流経大柏が2-1で逆転勝ち。習志野高と戦う準決勝へ駒を進めた。
 
 後半半ばを過ぎても1点ビハインド。昨年、高校年代最高峰のリーグ戦である高円宮杯プレミアリーグチャンピオンシップで高体連勢として初めて優勝し、今年もJ加入が決定的となっているDF小川諒也(3年、現在はFW起用)らタレントを擁する流経大柏だが、この日は初戦敗退の危機にさらされた。立ち上がりから相手ボールを3人がかりで「強奪」するような迫力ある守備を見せた流経大柏は、その勢いで一気にゴール前へなだれ込む。2列目のMF久保和己(3年)とMF新垣貴之(3年)がキープ力の高さを活かしてバイタルエリアへ侵入。10分には右サイドへ抜け出した小川のラストパスをニアサイドのMF松本雅也(2年)が合わせ、直後には久保が右サイドからドリブルでPAへ切れ込んだ。

 だが、片野慶輝監督から「球際だけは負けるな」と送り出されていた柏日体は流経大柏のパワーに気迫と一つひとつのプレーの強さで対抗。剥がされるのを承知で球際へ強く突っ込み、マイボールへと傾けていた。そして13分にはPA外側のこぼれ球をFW岡井舜(3年)が左足シュート。14分にはクリアボールを収めたFW藤岡優也(2年)が左足シュートへと持ち込む。そして24分、柏日体はペナルティアーク後方でMF牧野和哉(3年)がFKを獲得すると、10番MF浜田将司(3年)が低い弾道の右足シュートを決めて先制した。片野監督も「良く決めてくれた」と振り返った一撃。リードを奪われ、慌ててロングボールを放り込んできた流経大柏に対し、柏日体は連続してスライディングタックルを決めるなど好守光ったCB長谷川大輔(3年)やCB常田航平(2年)、右SB中澤航平(3年)を中心に跳ね返す。流経大柏は前半終了間際に久保が右足ミドルを放ったが、「怖がって、怖がって、負けたくない一心で蹴る、蹴る、蹴る」(本田裕一郎監督)となった前半はシュートわずか2本、CKはゼロに封じられて終えた。

 後半立ち上がり、流経大柏は技巧派ストライカーのFW高沢優也と注目司令塔のMF相澤祥太(ともに3年)、そして福井を相次いで投入。スピードのある小川を左サイドへ移し、また4バックを3バックへ変更して攻撃に人数をかけた。ただ、ボールに対する勢いの衰えない柏日体の守りは強固。柏日体は自分たちのペースに強敵を引きずり込んだまま時間を削っていた。そして18分には浜田の左FKをファーサイドで受けたMF田中海帆(3年)が決定的な左足シュート。だが流経大柏はGK鳥井翔太(3年)がビッグセーブで阻むと、20分にも自陣でボールを失ってピンチを迎えたながらもDFの好守で決定機を防いだ。

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