[MOM1197]前橋育英FW坂元達裕(3年)_大一番で2発!欲していたゴールを平常心で生み出す

ゲキサカ / 2014年11月7日 18時41分

[MOM1197]前橋育英FW坂元達裕(3年)_大一番で2発!欲していたゴールを平常心で生み出す

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.3 全国高校選手権群馬県予選準決勝 前橋育英高 4-1 桐生一高 前橋総合]

「いつも通り」が心から欲していたゴールをもたらした。前橋育英高のFW坂元達裕(3年)は4強進出した全国高校総体でも存在感を示していたドリブラー。敗れた準決勝でも右サイドの切り崩し役として局面を打開していたが、本人には「点が決めたくても決められないことがあったので、どこかで決めたいという思いがあった」という。決定機には絡んでいるもののプリンスリーグ関東は1得点で、全国総体は無得点。公式戦で得点できない悩みがあった。

 ただ、「決めたいと思わずに自分のプレーをやれば、獲れると思っていたので、そこまで意識せずにやれたので良かったと思います。前日からメンタル面を特に意識してやっていたのでこういう点に繋がったので良かった」と振り返った桐生一高戦。立ち上がりのチャンスは決めきることができなかったが、気負わずに自分らしいプレーを続けた坂元は28分に右サイドからの思い切った仕掛けでPKを獲得する。「決めてなかったので、自分が決めたいと思ったので蹴らせてもらった」と左足でPKを決めると、その2分後には「バックがデカいんで股が空くと思ってずっと狙っていた」とPAでDFのマークをわずかにずらして股間を射抜く左足シュートを決めた。そして「こういう大事な試合で点を決められたことは良かったと思います」と喜んだ。

 身長170cmほどと決して大柄ではないが、空中戦では桐生一の188cmDF乾貴哉に競り勝つこともあったほど。「ボールを取られないことと、ヘディングのタイミングは自分ではあると思っているので、そこで競り勝つということ。そして中盤での細かい仕掛けとか自分は得意」という持ち味を十分に発揮して、欲していたゴールも2本決めた。その坂元について山田耕介監督は「元々いいんですよ。でも、なかなか公式戦で結果を出していなかった。彼にとっては良かったと思いますね。シャープな動きはしていたけれど点が点取れていないので。結局9番の(青柳)燎汰と10番の(渡邊)凌磨がプリンスリーグでも点を取っている。それにタツ(坂元)が絡んできてくれるといいかなと思う」と期待を寄せていた。

 坂元自身にとっても特別な大会であるという選手権の全国大会まであと1勝。「この試合は一番大事な大会だと思う。こういう大事な試合で点を決められたのは自分にとっても自信になると思うし、これで油断せずにやっていきたいと思います」。決勝でもいつも通りのプレーをやり通して歓喜の瞬間を待つ。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2014

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